むし探検広場
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1600. 9.27.2002 from ひろ さん

 実はこっまています。わたしは、6月からプレーリードッグを飼っているのですがこの度引っ越すことになり連れて行くことができません。とっても慣れているし手放したくありません。預かってくれる方探しています。お願いします。

園長:ひろさんは京都の方です。「私がなんとかしましょう」という方がいらっしゃたらご連絡ください。

 ‥でも、「預かる」ってことは、つまり、いつか返してね!ってことなんでしょうか‥


1599. 9.27.2002 from みゃっこま さん

 家にヤモリがおります。
 三日前、自宅(集合住宅)の階段で上からポトリと落ちたものがあるので見るとヤモリでした。
 最大長さ6センチくらいで小さく可愛らしい感じがしたので、自宅に持ち込んで臨時迎賓館に滞在中です。迎賓館は臨時ですので500ミリペットボトルですが。

 ほとんど飼育というものの経験がない素人なので、数日観賞したら放すつもりです。とはいえ水分は霧吹きで、とか生きた虫を食べる、とあったので一応食糧として最近このコーナーでも紹介されたオオチョウバエを入れてみました。オオチョウバエは職場のトイレを縦横無尽に飛びかっていますので助かっています。(ほんとか?)
 3匹入れて朝には1匹になっていたので食べたようです。
 取りあえず滞在中の数日間(予定)はこんな具合でよろしいんでしょうか...?

園長:ヤモリは、ほんとうに可愛らしい生きものですね。
 数日間の滞在期間であれば、そのような接待でOKでしょう。
 たぶん、エサは少なくても大丈夫だと思いますが、水分補給や日射などによる温度変化には注意してください。
 雑草をちぎったものを少し入れておくと、環境の安定に役立つと思います。


1598. 9.27.2002 from まっちゃん さん

 はじめまして。先日職場でマダラアシゾウムシを拾いました。
 あんまりかわいいので、しばらく飼っています。
 まだ生きていますが、越冬するのでしょうか?
 また、越冬するとしたら、どのような環境ですか?

園長:いろいろ調べてみたのですが、マダラアシゾウムシが成虫越冬するのかどうかは結局わからずじまいでした。
 ひょっとしたら、まだ誰も確かめていないのかも‥。
 似たような種類には成虫で冬を越すものが多いようなので、マダラアシゾウムシも成虫越冬するような気はします。(あくまで推測)
 もし、越冬する場合は、樹木の樹皮の間などに入り込むのではないかと思います。(これも推測)
 あやふやな答になってしまってすみません。


1597. 9.27.2002 from あい さん

 蛾の燐粉についての質問です。蛾と蝶々の燐粉は違いがありますか?
 この間、友達が蛾の燐粉には毒があるといっていました。本当にそうですか?
 私は蛾が好きです。蛾の燐粉に毒があるなら、蝶々にもがあると思う。と、いって口論になりました。教えてください。

園長:蛾と蝶には、もともと、そんなに明確な区別はありません。
 どちらも鱗翅目(チョウ目)という同じグループに属し、言ってみれば、人間が勝手にそのうちのほんの一部をチョウと呼び、そのほか全部をガと呼んでいるようなものです。
 燐粉についても、蛾の燐粉はこう、蝶の燐粉はこう、というハッキリした区別があるわけではありません。

 毒のあるなしについては、蛾も蝶も燐粉に毒を持つものはいなかったと思います。
 しかし、ドクガの仲間など蛾の中のほんの一部には、体に毒毛を持つものがいて、これらの種類の成虫や幼虫に触れると、毒毛がひふに刺さってかぶれたり痛んだりすることがあります。


1596. 9.26.2002 from いちえり さん

 はじめまして。「いちえり」と申します。
 早速ですが、2週間ほど前から我が家に現われた
 芋虫について教えていただけますか?

 <特徴>
 1. 体調7、8センチくらい。
 2. 朝顔の葉っぱを食べる、かなりの大食漢
 3. 色はオレンジ色系(前は全体に黒っぽかった)
 4. 尾の方にするどい角が1本ある

 過去の「むし探検広場」を拝見するに、ひょっとしてエビガラスズメの幼虫かなぁ?と思ったのですが…。

 画像を添付します。
 見てるとかわいいのですが、ベランダにでかいフンをこぼしていくのだけが難点です。

 お忙しいところ恐縮ですが、ご回答、よろしくお願い致します。

 ♪ いちえり ♪

 

園長:このイモムシは、おっしゃるように「エビガラスズメ」の幼虫だと思います。
 ’かわいい’とほめられて、イモムシ君もさぞかし喜んでいることでしょう。
 大きなフンのことは、どうか大目に見てあげてください。


1595. 9.26.2002 from かずな さん

 こんにちは。
 2回目の質問になります。今回はカブトムシの事になります。
 夏にオス、メスを飼育していたのですが、3週間ほど前に両方死んでしまいました。
 もしかしてと思い昆虫ケースの外から見てみると、幼虫らしきものを1匹確認する事が出来ました。
 そして成虫の飼育時に昆虫ケースの半分の面積を占めるほどの朽木を埋めていたので、それを取り除こうとしたところボロボロに穴が空いており、中に数匹、昆虫マットの底の大量に幼虫がいました。
 2p〜3pのもので、恐らく10匹以上はいるかと思います(すごくビックリ感動!)。
 大切に飼育しようかと思うのですが、昆虫ケースは30p×20p×20pくらいで、マットは15pくらい埋めていますが、朽木がケースの半分を占め過密のようにも感じます。 何匹に対しどれくらいの大きさのケースが適当でしょうか。
 また、昆虫マットの深さ、水分補給の程度、そして現在は靴箱の下に置いていますが、いかがなものでしょうか。
 更に朽木はそのままがいいのか、取り除いたほうがいいのかご教示下さい。(無知ですみません。)

園長:カブトムシの幼虫は、大食漢なので、かなり大きめのスペースが必要です。
 朽木はボロボロになっているのならエサとして使えますが、まだ堅そうなら取り除いてマットの量を増やしたほうがいいでしょう。
 でも、それぐらいの大きさのケースならせいぜい2匹が限度ではないかと思います。
 幼虫がたくさんいる場合、ふたつきのバケツのようなものに腐葉土orマットをたっぷり入れて育てるのが、環境も安定していいかもしれません。
 または、大きなペットボトルの口の部分を切り落として、1匹ずつ小分けにして飼う方法もオススメです。直径のわりに深さがあるので乾燥しにくいのと、病気が出て全滅してしまうのを防ぐことができるからです。
 2〜3cmの幼虫は、冬の初めにかけて、これからドンドン大きくなっていきます。エサをよく食べるようになるので、とにかくエサはたっぷりと、そして、表面に黒い糞が目立つようになったら、新しいエサととりかえるようにしてください。
 水分は、乾きすぎず、湿らせすぎずで、これからの季節は、表面が乾いたら霧吹きで水分を補給する程度でOKです。
 靴箱の下というのは、暖房の影響や外気の影響を受けにくいので保管場所としては悪くないと思います。
 また、幼虫はとてもデリケートなので、引越しさせるときなど、なるべく幼虫を直接手でさわらずに、スプーンなどでマットといっしょにすくいながら取り扱うようにしてあげてください。


1594. 9.26.2002 from ハナコ さん

 いつも楽しく拝見しております。ハナコと申します。
 実はあるケムシの種類を知りたくメールいたしました。
 先日、別荘(福島県)の庭のカリンの木に大変美しいロンゲの幼虫が一匹、むしゃむしゃと葉っぱを食べているのを見つけました。
 以前ならすぐに枝ごとちょん切って焼き捨てるか、殺虫剤攻撃を仕掛けていたのですが、貴サイトを見るようになってからは、ケムシも可愛いもんじゃないかと放っておくようになりました♪
 で、写真なんですが、うっかり撮ってくるのを忘れてしまい、帰ってきてからPCで何のケムシか調べればいいやとのんきに考えていたら、どのHPを見ても見つからないのです!!
 あきらめかけたとき、とあるHPでその美しい姿を見つけることが出来たのですが、そのHPでも名前はわからないようで、?マークでした。
 もしよろしければ、種類名、教えていただけませんでしょうか?

園長:(画像も送っていただきましたが、他HPからの転用でしたので、著作権の問題から掲載は控えさせていただきました。)

 このロンゲのビジュアル系ケムシは、「リンゴケンモン」というガの幼虫ではないかと思います。
 成虫になると、心を入れ替えて、灰褐色の地味なガになります。


1593. 9.25.2002 from ひろみ さん

 家の、オーシャンブルーに住み着いているイモムシの名前を教えてください。
 体長10センチちかくあります。 画像の黄色いのと、同じ模様で黄緑色のがいます。(10センチくらい)

 

園長:鮮やかな色の美しいイモムシですね。
 これは、スズメガの仲間の「メンガタスズメ」の幼虫ではないかと思います。(緑色のも同じ種類です。)
 メンガタスズメの成虫は、背中に人面のような模様があるので「面型」スズメという名が付いています。


1592. 9.25.2002 from てーおば さん

 今朝、オオスカシバと思われる幼虫を見つけました。クチナシの葉を食べて大きくなったようです。(おかげで2年目の木は葉が無くなりました)
 この幼虫とは違いますが、以前ホウセンカの葉を食べていた幼虫(蛾)を蝶の幼虫だと間違えたことがあります。その時は土の中でさなぎになっていたのを発見し、子どもの学校の先生に聞いて蛾だと判明しました。
 今回のオオスカシバも夕方には姿が見えなくなりました。ひょっとして土の中にいるのでしょうか??。

 追伸 この前のクサキリの写真も会わせて添付させていただきました。

 

 

園長:ホウセンカの幼虫も、たぶん、オオスカシバと同じスズメガの仲間の幼虫だったんでしょうね。
 オオスカシバは、地中にもぐって蛹になる場合と、落ち葉などを綴って地表で蛹になる場合があります。

 クサキリの写真は、クサキリではなくてどうやら「クビキリギス」のようです。


1591. 9.25.2002 from kmano さん

 先日はありの駆除について教えていただき、ありがとうございました。
 いつのまにか、虫といえば駆除することしか考えなくなっていましたが、このHPに来て、子供の頃は、蝶の幼虫を飼ったり、ハンミョウの幼虫で釣りをしたりしていたことを思い出しました。

 (ハンミョウの幼虫の釣り方: 巣穴に細い草を差し込みます。幼虫が噛み付くと草が揺れるので、 すかさず引っ張りあげると、釣ることができます。幼虫のお尻を巣穴に入れて やると、自分から戻っていきます。お馬鹿な奴は何度でも釣れますが、 賢いのは二度とかかりません)

 ところで、子供の頃から名前のわからない虫がいるのですが、教えてください!

 川原などでよく群れをなして飛んでいる小さな羽虫は、正式にはなんていう名前ですか?よく頭上にやってくるので、わたしは「あたま虫」と呼んでいました(これで大体の人に通じます)
 また、下水道付近にいる5ミリくらいの虫で、とまっているところを上から見ると、羽が三角形をしているガのような虫はなんですか?
 わたしは「げすい虫」と呼んでおりましたが・・。

 よろしくお願いします!

園長:河原にいっぱい飛んでいる羽虫は、「セスジユスリカ」である場合が多いです。夕方頃に、オスの集団が群飛する習性があります。

 「げすい虫」の方は、「オオチョウバエ」だと思います。
 kmanoさんが名づけられたとおり、幼虫は下水の中で育ちます。


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