むし探検広 場
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2070. 6.19.2003 from いちこ さん

 はじめまして。こんにちは!
 先ほど、巣から落ちてさまよっているスズメのヒナを見つけて、迷ったんですがこのままここに居てもまだ飛べないし可哀想になって家に連れて帰ってきてしまいました。何とかうちで自分で飛べるくらいにまで育てて自然に帰してあげたい、と思い早速調べていたところ、このホームページにたどり着きました。
 昨年、私と同じようにスズメのヒナを捕獲して、育てて帰してあげたい、とご相談されている方のページを拝見したのですが、その方へご紹介されていた、スズメのヒナの育て方が載っているホームページを是非私にも教えていただきたいのですが。。。
 連れて帰ってきたヒナは目も見えて、ちゅんちゅん跳ねて歩けるくらいに大きくなっています。でもまだ歩くだけで自分では飛び立てないようです。
 もちろん、飛べるようになったら自然に帰してあげるつもりです。お返事、よろしくお願い致します!!

園長:かわいいですよねぇ‥スズメのヒナ。
 実は、うちでも、小学生の息子が落ちていたヒナ(まだ目も見えないヨボヨボのやつ)を拾ってきて、育てています。
 真っ黒だったので、そんなところに落ちているのはツバメだろう、と勝手に思い込んで育てていたのですが、みるみるスズメになってきました。
 足にケガしていて木にうまくとまれないし、ミールワームに慣れすぎてこのままで野外でエサを採れるようになるのかとても心配ですけど‥。

 (去年、ぶりぶりさんにお伝えしたサイトはもう見れなくなっていましたので、いちこさんには違うサイトをご紹介しておきました。)


2069. 6.19.2003 from キョロ さん

 こんにちは(^^♪

 今日は家の中にこんな虫が歩いてました。
 とりあえず写真を・・と思い撮ってみました。
 この虫は初めて見かけましたがやっぱり家の中に虫がいるのは気持が悪いもので・・ この虫はなんなんでしょうか?
 わかりましたら教えてください。宜しくお願い致します。

 千葉県のキョロより

 

園長:これは「ハサミムシ」の仲間です。
  ハサミムシは、人家周辺の石の下などでもよく見られ、植物の葉や果実、動物の死骸などを食べて暮らしています。
 普通は家の中にいる虫ではないので、たまたま侵入してしまったのではないかと思います。
 衛生害虫などではなく、積極的に人間に害を与えることはありません。


2068. 6.18.2003 from Sパパ さん

 はじめまして!Sパパです。

 この前、夜の自動販売機へタバコを買いに行くと、小さい無数の虫が飛び回っていたのですが、ふと、地面を見ると、今まで見たことも無い虫が居ました。良く観察出来なかったのですが、大きさは5.6センチぐらいで(けっこうデカイ)、色は茶色。ぱっと見はカマキリのようですが、(鎌は無い)背中に大きなセミの羽のようなものが付いておりました。説明不足で申し訳無いですが、気になってしかたありません。

 

園長:うんうん。なんとなくわかりました。
 このへんてこな虫は「ヘビトンボ」ではないでしょうか。(←名前をクリックしてご確認ください)
 幼虫は川の中で育ち、成虫は時々灯火に飛んできます。


2067. 6.18.2003 from チョコレート♪ さん

 我が家では今年も、5月下旬に孵化したエンマコオロギの幼虫が順調に育っています。(もう少し大きくなったら、携帯電話のカメラでも撮影できそうです。)毎年繁殖させていて、増やしています。そして、夏から秋にかけては美しい声を聞いて楽しんでいます。
 幼虫が大きく育つにつれて、一部を狭い庭に放しています。(飼育ケースでは手狭になるので)しかし、数年間続けていますが、我が家の庭には定着してくれないようで、やはりエンマコオロギは畑の片隅のわらを積み重ねたようなところが似合っているのかなぁ、と思っています。

 先日、旧来からの友人が久しぶりに遊びに来て、「きみは相変わらず、生き物が大好きなんだね」といわれました。(^^ゞ 彼には小さい頃、虫取りのアシスタントを(半ば無理やりに)手伝ってもらったり、動物園や水族館で長時間眺めている私につきあわせたりしていた仲なのですが、この年になると、彼にはもう虫に触ることにかなりの抵抗があるようです。実際、クワガタを見て、逃げましたから…。

 私は園長先生のように、虫や生き物が大好きでそれらを追い求めているまま大人になってしまったタイプなので、だいたいの生き物には素手で触れるのですが、ほとんどの同年代の人は幼少期に比べて、生き物に触れる機会を失って、いつのまにか虫やとかげなどが触れなくなってしまうのでしょうね…。

園長:ところが、今の時代は、本来、生き物が好きなはずの子どもたちも、自然の中で生身の生き物たちに触れ合うことが少なくなってしまっていますね。
 「全国的な都市化」や「行き過ぎた安全志向」や「TVゲームの氾濫」などが原因かと思いますが、寂しいことです。


2066. 6.18.2003 from ダヤン さん

 こんばんわ、はじめまして。
 知り合いから頼まれて、てんとう虫の事について探していたらここに着きました。
 いくら探しても何処にも載っていないので、助けてください。
 七星てんとう虫の事なのですが、雄と雌の違いってありますか?
 ぜひ教えて下さい、よろしくお願いします。

園長:ナナホシテントウを外見だけで見分けるのはかなり難しいです。
 平均的には、オスよりメスの方が少し大きいのですが、個体差もあるので、一概にはいえません。
 交尾器を調べたらわかりますが、外からでは見えません。
 ちょっと反則気味の答えになってしまいますが、一番簡単なのは、交尾しているカップルを見つけることだと思います。(下がメス、上がオス)


2065. 6.18.2003 from みぃ さん

 先日は教えていただいて、ありがとうございました。
 「ベニキジラミ」とは、害虫ですか? 害虫だとしたら、駆除の方法としてはやはり殺虫剤などでよいのでしょうか?

園長:アケビの木にとっては害虫といえば害虫ですが、たぶん、それほど深刻な被害を与えることはないと思います。
 しばらく様子を見て、アケビの新芽などによっぽど大発生していない限り、殺虫剤を使ってまで駆除しなくてもいいのではないでしょうか。


2064. 6.18.2003 from 名古屋人 さん

 園長先生、こんにちは。名古屋人です。いつも楽しく読ませていただいています。今回は初めてお便りします。先日、お店で買った無農薬のキャベツに青虫がついていたので、観察してみようと思い、飼育ケースに入れて飼いはじめました。飼育ケースの底にはティッシュを敷き、プリンカップに湿らしたティッシュをいれ、そこにキャベツをさしていました。そろそろサナギになる頃だと思ったので、ミカンの木の枝も一本いれておきました。昨日サナギになる準備をしだしたのですが、青虫は枝にはのぼらず、ケースの底に敷いてあるティッシュの端とプリンケースを吐き出した糸でうまくつなぎ、ミノムシのように袋状にして包まってしまいました。これでは例え羽化できたとしても充分に羽を広げる場所がありません。このままで大丈夫なのでしょうか?(と、もうなってしまった以上どうすることもできませんが・・・)
 実は、昨年の晩秋にも、朝顔の葉に蛾になるであろういも虫を見つけ、今回と同じような状況で飼ったら(エサは違いますが)、同じようにティッシュでまゆをつくりました。残念なながら5月になってもそのいも虫は羽化しませんでした。もし画像があったほうが分かりやすいようでしたら後ほどお送りします。よろしくお願いします。

園長:そのように巣のようなものを作って蛹になっている場合、羽化した成虫は翅を伸ばす前に歩き回って適当な場所を探し、ここがいい、と決めてから翅を伸ばしますので、心配はいりません。
 平面上でも翅を伸ばすことができるかもしれませんが、念のため、もう数本、足がかりになるような枝を入れておくといいと思います。

 それから、晩秋に蛹になったものは、種類によっては羽化が6月頃までずれこむこともあります。


2063. 6.18.2003 from キリシマ さん

 こんにちは、キリシマです。コカマキリについてお世話になってます。
 以前コカマの卵の事を教えて頂いて、家のまわりを時々探していたけど結局見つけられずでした。そろそろどこかで、大量に生まれているのかな〜、と思っていたところ、なんと今年も我家に一匹のカマキリが迷い込んできてました。ちょっと不思議な気がしてます。去年も、今ごろ迷い込んで来たコカマキリ(はじめは「カマキリ」としか解らなかったけど)を半年近く飼っていました。楽しかったけどエサが大変で、最後はやっぱり悲しいし・・・と、ちょっと悩んでます。逃すなら早い方がいいですよね?
 今は体長5mm程度、色は黒っぽく、足はシマ模様です。
 種類を教えて下さい、写真を添付します。よろしくお願いします。

 

園長:家のまわりでも野山でも、あちこちでカマキリの赤ちゃんが登場してくる季節になりましたね。
 この赤ちゃんは、去年と同様、コカマキリのようです。

 小さいうちは生き残る確率が低いので、少し大きくなるまで育てて、そのあと離してあげればカマキリ君にとっては一番いいのかもしれませんが、情が移って飼い続けたくなってしまうかもしれませんね。


2062. 6.18.2003 from 佐々宝砂 さん

 はじめまして、虫を検索するときはいつも訪問しています。
 鮮明な写真に毎度感動してます。

 今回は、一昨年の秋に自宅で見た、謎の虫について知りたくてメールしました。
 当時はデジカメを持っていなかったので写真もなく、うろ覚えなのですが……

 その虫は全長2.5cmくらいで、オレンジか黄色のような羽でした。蛾かシリアゲか蜂か、それとも別のものか、わかりません。ほんとに妙ちきりんな虫だったのですが、尻尾のインパクトが強烈で、他のディテールを忘れてしまったのです。それほど変な尻尾でした。尻尾の先はオレンジ色と黒の房のようになって、黒い部分が目玉のようでした。尻尾を何かの頭に擬態していたのは確かです。最初見たときは、二匹の虫(蜂か蛾のようなものと毛虫)が尻を合わせてくっついていると思ったほどです。尻尾を持ち上げてくねくねと動かすので、尻尾だけが独立した生き物のように見えました。かなり「気持ち悪い」部類の虫でした。はじめて見た虫で、それ以後も見たことはありません。

 この虫が私の家に飛んできたのは、9月ごろの夜でした。自宅の周辺は、徒歩五分以内に川・沼・林・竹林・山・田・畑といろいろ揃っている田舎です。また、うちの庭には、桑・柿・いちじく・アケビ、それからスイカズラ・クチナシ・ダイダイ・マキ・クスノキがあります。謎の虫とは関係ないですが、こういう環境なので、カミキリムシとオオスカシバとクロアゲハがよくきます。飼っているようなものです。樹に悪いことは承知なのですが、可愛くてどうしても殺せなくて(笑

 それはさておき、どうか謎の虫のこと、教えていただけないでしょうか。
 情報が曖昧で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

園長:合っているかどうかはわかりませんが、その謎の虫の、形状、行動、出現時期からして怪しいと思うのは、「ミノウスバ」というガです。
 翅の色は半透明なので、その点は違っているのですが、ほかの特徴はだいたい一致しているように思います。 


2061. 6.18.2003 from 山のマヤ さん

 保育園児&小学校1年の子どもを持つ母です。
 子ども達が見つけてきたナナフシの飼い方を探していて、HPにたどり着きました。お陰で捕まえたナナフシがエダナナフシだということを知りました。
 今、30×18×20(H)p程の小型の飼育箱に、近所の草むらから雑草を土ごと移してその中に入れています。この雑草(4種類)の名前は何だったかしら??こんな雑草の葉でも食べてくれるのか心配しています。HPに書かれていたように、サクラ・ノイバラ・カシetcといった木の葉を枝だごと入れておかなくてはならないのでしょうか?
 明日からこのナナフシは息子のクラス(小学校)で飼育することになっています。適切な飼育方法をお教えいただけませんか?
 突然のお便りで、無理なお願いをしますが、よろしくお願いします。m(__)m

園長:ナナフシをうまく飼うポイントは、適切なエサの植物を入れてあげることと、十分な空間を確保してあげることです。

 飼育ケースは、できれば30cm以上の大きめのプラスチックを用意し、縦にして使用するのがいいです。(長い虫なので、脱皮の時などに広い空間が必要なため)
 底にはキッチンペーパーなどを敷いておくと掃除をするのに便利です。

 エサは、一般的には、サクラやバラ、イタドリ、コナラ、ケヤキ、エノキなどの葉っぱつきの枝を、水を入れた瓶などにさして入れてあげるのがいいです。
 もし、そのナナフシがもともと雑草についていたのなら、その雑草を入れてあげるのはいいのですが、関係のない雑草をあまり入れると狭くなってしまうのであまりよくないかもしれません。

 いずれにしても、エサの植物は、あまりたくさん入れると空間が少なくなってしまうので ほどほどにし、すぐしおれてしまうので、数日ごとに取り替える必要があります。
 もし入れた葉っぱを食べない場合は、上に書いた植物をいろいろ試してみてください。
 ケースは直射日光のあたらない風通しのいい場所において、葉っぱには毎日霧吹きをしてあげてください。

 また、ナナフシは、危険を感じると自分で自分のあしを切断してしまうことがあるので、やさしく取り扱ってあげてください。


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