むし探検広場
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3210. 7.18.2004 from 泣き虫桃太郎 さん

 はじめまして。

 先日庭の手入れをしていて気が付いたのですが、柿の木の葉っぱが虫食いだらけでした。
 良く見ると、黄緑色の毛虫がウジャウジャいました。
 そういえば、母が柿の木につく毛虫にさされると、凄く痛いとか凄く痒いとか言っていたようです。

 私には、2歳になる息子がいて、いつも庭を走りまわっています。
 その息子の為にも、その謎の黄緑色の毛虫についてしりたいのです。

 1、名前
 2、大きくなると何になる?
 3、さされると、どうなる?
 4、退治方法

どうぞ、よろしくお願い致します。

園長:それは、たぶん、イラガの仲間の幼虫です。

 「イラガ」「アオイラガ」「ヒメクロイラガ」「クロシタアオイラガ」など、いろいろ種類がいますので成虫の姿にもバリエーションがありますが、たとえば代表的な「イラガ」という種類の場合は、こんなガになります。(繭も有名) → イラガの成虫と繭

 さされると、激しい痛みがあり、赤くなってはれますが、痛みは数時間で消え、あまり後を引きません。

 薬剤を使わない限り完全に退治するのは難しいかもしれませんが、幼虫は小さいうちは群れになって固まっているので、そういう時期が効率よく駆除するチャンスです。


3209. 7.18.2004 from 熊坂 さん

 こんにちは 神奈川の熊坂といいます。タマムシを捕まえましたので画像を送ります。
 上と中は、飛ぶ瞬間を狙いました。
 下は、捕まえてから一週間くらいで死んでしまったので、標本にしたものです。
 (写真をとったあと、逃がしてやればよかったかなと反省してます)





園長:飛ぶ瞬間の写真、美しくて優雅でかっこいいですね!
 3枚目も十分美しいですが、やっぱり、生きているときの写真の方が、触角もピンと伸びているし、躍動感があって、遥かに素敵ですね。


3208. 7.18.2004 from ひみこ さん

 川を挟んで東京になる埼玉在住です
 庭付きのマンションに住んでいますが薄緑で長い足を持ちすごく動きの速い昆虫を、家の中と庭で見たのですが、動きが速くてどんな昆虫なのか確認出来ません
 最初はイモリ?ヤモリ?と勘違いしたのですがどうやら毛虫に足が生えたような虫のようなのですがこれはいったいなに?(;・・A
 きちんと見れないと余計に知りたくなって・・・・・・
 色々ネットを見たのですが、あまりに素早くて形状が解らない為に探しようがありません

園長:それは、もしかしたら、ゲジの仲間の「ゲジ」か「オオゲジ」ではないでしょうか。
 俗にゲジゲジと呼ばれるもので、ムカデに近い生き物です。
 こちらに写真を掲載していますのでご確認ください。 → ゲジ


3207. 7.18.2004 from parsey さん

 園長さん、こんにちは。初めて投稿させて頂きます。
 1月ほど前に実家の梅の木の手入れをしていた時に、アゲハ蝶の幼虫のような緑色の幼虫を見つけました。お尻には1本の角がついていました。食べるのは梅の葉だけで、どんどん大きくなり、何度か脱皮をして最終的に5cmほどの大きさになり、再度脱皮をして茶色いさなぎになりました。さなぎになって、2〜3週間たってようやく羽化したのですが、なんと茶色い蛾でした。すずめ蛾の一種のようですが、いったいどのような蛾なんでしょう(写真を添付しました)。すずめ蛾というと花の蜜を吸うという話を聞いたことがありますが、これはどのようなものを食べるのでしょうか。よろしくお願いします。

 

園長:このガは、おっしゃるようにスズメガの仲間の「モモスズメ」のようです。
 食べ物についてはよくしらないのですが、この種類のように夜行性のスズメガの仲間には、カラスウリなど夜に開花する花で吸蜜するものや、樹液に飛来するものがいます。
 おそらく、乳酸飲料やスポーツドリンク、砂糖水などを脱脂綿にたっぷりふくませたものを用意してあげれば、吸うのではないかという気がします。


3206. 7.18.2004 from KS さん

 はじめまして、KSです。
この間、蚤を何十年ぶりにみました。お客の子猫に異常発生していて、友達が足首を思い切りかまれて、その蚤を水の中に入れていたので、撮影しました。

園長:すごい! ノミの姿が鮮明に写ってますね。脚の毛までクッキリと。
 小さな被写体を、水滴の中に入れて撮るというのは、なかなか妙案かも。


3205. 7.18.2004 from とんこ さん

 先日、あげはの寄生虫について質問をしました。「アゲハヒメバチ」だったんですね。過去ログをみてすっきりしました。ありがとうございました。
 また質問させてください。田んぼでやご(2匹)をつかまえたので、毎日のようにエサとなるおたまじゃくしを取りに子供と楽しみに育てていました。脱皮もして、とんぼの姿を見れるのもそう先ではないなぁ・・・と。
 ここで、調べさせてもらったら「ぎんやんま」のやごでした。
 だいたい、10匹前後のおたまじゃくしを取って毎日水槽にいれていたのですが、その日は主人におたまじゃくしを探しに行ってもらいました。
 すると、水槽に気持ち悪いほどのおたまじゃくしがいるではありませんか!40〜50匹はいそうでした。そしてかえるも10匹ぐらい・・・。(どれも小さいものです。小指の爪ぐらい)その2〜3日後、なかなかおたまじゃくしが減らないので「おかしいな?」と思いつつ見たところ、やごが死んでいました。
 それも、顔と体が切れた状態のが1匹、もう1匹は顔がありませんでした・・・。
 これは、おたまじゃくしにかじられたのでしょうか?
それともかえるにかじられたのでしょうか??
 食べられた、と言う割には体が残っていたり、いまいちすっきりしないのです。ぜひ教えてください。

園長:私の推測では、おたまじゃくしを入れすぎたことが原因で、
 ・水の中が酸欠状態になった
 ・糞などで水が汚れすぎた
 ・体の接触などによるストレスがかかりすぎた
などのために、ヤゴが弱ってしまったのではないかと思います。
 弱ったヤゴ(もしくは死んでしまったヤゴ)を、おたまじゃくしが齧ったために、そんな姿になったのではないでしょうか。


3204. 7.17.2004 from みさママ さん

 初めまして、みさママと申します。
 先日 家の塀で初めて見る虫を見つけました。
 体長5〜6センチ、羽はセミの様に透き通ってます。
 顔はスズメバチの様でした、顎にキバというか・・・歯というか・・・噛みつかれそうな感じでした^^;
 身体の色は、黄土色っぽく、黒い斑点があります。
 思わず写真を撮ってしまいました^^;
 なんなんでしょう?この虫は!!!

園長:この強烈に個性的な虫は、「ヘビトンボ」といいます。
 トンボという名がついていますが、トンボの仲間ではなく、ウスバカゲロウ(=アリジゴクの親)などに近い昆虫です。
 立派な大顎を持っていて気性も荒く、捕まえようとすると大顎を振りかざしてきて、下手すると噛みつかれることもあります。


3203. 7.17.2004 from ぽんた さん

 園長先生、本州は暑いそうですね、おげんきですか?
 先日ホシウスバカゲロウのことを教えていただいた北海道のぽんたです。
 ありがとうございました!
 毎回、このHPを本当に楽しみにしています。

 この蝶は、夜、窓辺のあじさいにひっそりととまっていました。
 雨が降り出してもただじっとしていました。
 あんまりストロボ撮影すると、眩しくてかわいそうだな、と思いつつ...

 園長先生の北海道蝶紀行2にあります、エゾヒメシロチョウですか?
 少し黄色っぽいみたいですが、肉眼では真っ白に見えます。
 とてもさわやかな蝶ですね。



 追伸 

 むし探検広場の むし探検広場内を,Googleで検索を使うと、文字化けして検索できないのです。
 もし、過去にこの蝶のお話があったらすみません。

園長:この季節になると北海道の爽やかさが羨ましい‥。

 しっとりとしたいい雰囲気の写真ですね。
 これはエゾヒメシロチョウではなく、「モンシロチョウ」ではないかと思います。
 ただし、北海道の場合、帰化種の「オオモンシロチョウ」の可能性もあるかも。私は現物を見たことがなく、この写真で見分けがつくのかどうかはよくわかりません。

 むし探検広場内を,Googleで検索は、パソコンの環境によっては文字化けしてしまうことがあるんですね‥。改善策がないかどうか考えてみます。(もっとも、今回のように、写真レポートを送っていただくときは、過去ログを気にしていただく必要はありません)


3202. 7.17.2004 from ハッブル さん

 3198みんみんさんからの情報におまけです。
 ウチの猫が寝ていた後に、やはり白くて1mm程度の大きさの卵状のものが落ちていたことがあり、不審に思っていましたが、ある日、おしりからにょろにょろひも状のものが出てくるところを目撃してビックリしてしまいました。
 そのひも状のもの、出てくるとすぐにちぎれて乾燥していき、上に書いたような形状になっていきました。そのぽろぽろのをビニールに入れて、すぐに獣医さんのところへ行ったところ「サナダ虫」の一種ということでした。ノミを媒介に新しい宿主に移動しているということなので、早速虫下しとノミ駆除を行いました。それ以来、暖かくなってくると早めにノミ駆除を行っているので、白いぽろぽろにはお目にかかっていません。
 虫大好きな私ですが、寄生虫は生きてるのには会いたくないですねえ。標本はなかなかシュールで素敵ですが・・・。

園長:そうですか‥ ハッブルさんのところにもサナダムシ(条虫)が‥。
 しかし、体がバラバラにちぎれて、そのそれぞれが卵に変貌するなんて‥。魔法みたいな生き物ですよね。 


3201. 7.16.2004 from ひで吉 さん

 園長さん、こんにちは。

 日本では大部分の地域で梅雨が明けたそうで、これから夏本番ですね。皆様方からの昆虫の写真もますます増えてきそうで、楽しみです。

 さて、WUMさんのカマキリがメダカを捕らえて食べている写真(3185)、凄いですね!
 こんなこともあるんですね。感動ものです!
 衝撃的です!

 私のこのクモがコオロギを捕らえて食べてる写真は極々ありふれているかもしれませんが、なんだかシマウマを捕らえたライオンの姿を連想してしまう迫力がありました。
 もっとも私の連れ合いは正面を向いたクモの写真を見て、「毛ガニみたい」とつぶやいていましたが。


園長:獲物をガッチリ捕まえた姿、迫力ありますね。しかし、「毛ガニ」といわれたとたんに、一挙にひょうきんに見えてしまいます。言葉の力はすごい。

 日本は、いつもより早く真夏がやってきて、みんなちょっとバテ気味です。熱帯にいらっしゃるひで吉さんからすると、やわっちい話でしょうが、真夏になると、酷暑の昼間は虫の姿が減るし、人間側の写真を撮る気力も萎えがちなので、投稿写真はむしろ少なくなってしまうんですよ。


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