940.10.20.2001 from ふくちゃん さん　

園長：カブトムシは、ふつう、成虫の期間が３０〜５０日ほどで、ほとんどは、９月の終わりには死んでしまうものですが、中には、しぶとく長生きする個体もいるようです。
　実は、わが家にもまだ生きているオスがいます。（１０月２１日現在）
　このオスは、８月の初めに山で捕まえたもので、大きくはないのにとてもケンカっぱやく、気の強い個体でした。
　２〜３日前には、ほぼ動かなくなっていたので、いよいよダメかなと思いつつ、昆虫ゼリーに口をひっつけておいたのですが、今見てみると、また少し体力を取り戻しているようです。
　弱っていくカブトムシを見るのはつらいのですが、それなりにエサを食べてくれると、おいしく感じているのかな…、と思って何とか生き続けてほしいと願ってしまいます。
　世の中には、翌年２月まで生きたカブトもいるらしいです。（これはちょっと極端な例ですけど）
　ふくちゃんさんのところのカブト君の方がうちのより元気そうですのでずっと長生きしてくれるといいですね。

939.10.19.2001 from Hifumi さん　

園長：天井にあらわれるウジ虫的生き物というのは、はじめて聞きました。
　なんでしょうか。毎日３〜４匹いるというのがコワイですね。確かにいつ落ちてくるかと不安ですよね。
　大きさや、体色、糸にぶらさがった、ということからすると、ウジ虫ではなくて、メイガの仲間、たとえばノシメマダラメイガの幼虫ではないでしょうか。
　お菓子や穀類などに発生する害虫ですので、普通は、これらの食べ物の貯蔵庫で見られます。
　なぜ、天井にいるのかはよくわかりませんが、違う場所でいっぱい発生していて、それがたまたま天井まで遠征しているのかもしれません。

938.10.18.2001 from 虫オンチの母 さん　

園長：すずめがにもたくさんの種類がいるので、試された植物のほかにも、可能性のある植物はまだまだたくさんあります。
　おもなものとしては、ブドウ、サクラ、クリ、ヘクソカズラ、ヤナギ、ヤブガラシ、ノウゼンカズラ、ツタ、ネズミモチなどなどです。
　すずめがの中でも詳しい種類が特定できれば、食草ももっと絞り込めるのですが…

　地中か地表で蛹になって冬を越す可能性が高いので、飼育ケースには１０cmほど土を入れて、落ち葉などを散らしておくとよいと思います。

　（追記）
　その後、もう一度いただいたメールで、この幼虫はセスジスズメとわかりました。

937.10.17.2001 from たみこ さん　

園長：きんもくせいにつく大きなアオムシで、私が知っているのは、サザナミスズメの幼虫と、イボタガの幼虫です。（どちかも蛾の幼虫）

　サザナミスズメの幼虫は、緑色で、７本の白い筋があり、おしりに黒い突起が１本ついています。
　イボタガの幼虫は、黄緑色で、背中が白っぽく、老熟するとやや橙黄色に変わります。（でも、幼虫のいる時期は普通、初夏です）

　いただいた情報にはピッタリこないので、どちらも違うかもしれませんね…。

　もし、この２種のどちらかであれば、いずれも、土の中で蛹になって冬を越しますので、飼う場合は、土を１０cmほど入れてあげてください。
　蛹になるために土に潜ったら、そっとしておき、玄関など、冬でも暖房の影響がない場所に置いてください。  

936.10.17.2001 from 涼太の母 さん　

園長：アメリカザリガニの件、
　交尾後、卵を産むまでの期間は、最短で１週間、最長は３ヶ月ですので、一番長いケースだったのかもしれません。
　卵を無事にかえすためには、酸素が十分にある綺麗な水で飼うことが大切です。しかも、水質が急に変化するのは避けた方がいいので、水換えをひかえる必要があります。
　また、水温は２０〜２５度が適温です。
　こういう条件を考えると、できれば、エアレーションとヒーターのある水槽で飼うのが望ましいです。
　子どもは２〜３週間で孵化し、８mmぐらいの大きさに育つまでは、母ザリガニのおなかにひっついていて、この間は、子ども用のエサはいりません。
　親から離れるようになったら、細かくしたエサを用意してあげてください。
　でも、何百匹も生まれるはずなので、それなりの覚悟がいります。

　かたつむりの件、
　キュウリ以外に、レタス、ニンジン、こまつななども食べますので、献立にバリエーションを出してあげてください。
　おっしゃるように、殻を作るカルシウムを補給するために、卵の殻や、イカの甲なども与えることが必要です。すぐに減っていなくても、悪くなるものでもないので、そのままずっと入れておけばいいと思います。
　もう少しして寒くなると、殻に入り込んで膜を張り、冬眠しますので、玄関など、適度に寒い場所に置いて冬越しさせてください。

　きんちゃん・ぎんちゃんはかわいそうでしたね。
　生き物なのでどうしてもしかたないことですけど…。

935.10.17.2001 from H.T. さん　

　気になる蛹

　いつもおせわになります。
　カマキリの顔こすりの件、園長様のお宅の坊やはどんなお答えをされるか楽しみでしたが、さすが昆虫少年ですね。
　アリジゴクの投稿メールも楽しくて、図書館で「アリジゴクのひみつ」という写真観察絵本を見ました。２齢幼虫になると後ろ向きにしか歩かなくなりおしりから土にもぐりこむ・・・・とか、捕らえたえものの残った殻だけ頭の上にのせ、頭を振って穴の外に放り投げるとか・・・・。
　ウスバカゲロウの幼虫時代をたくましくけなげに生きるアリジゴクをほめてやりたくなりました。

　虫たちを見ているうちに、恐かったイモムシ類も避けて通れなくなりました。
　ぞくぞくしながら写した写真を見ていただけますか。
　図鑑ではウラギンシジミの蛹に似ているのですが。
　緑から黒くなったので腐ったのかと思っていましたら、ずいぶんたってから急にいなくなりました。羽化したのならいいのですが、どうなのでしょう。
　ぬけがらが乱れた感じです。別のところでみつけた良く似たぬけがらは、白くて形も整っていました。

　

　　

園長：これは、まちがいなくウラギンシジミの蛹です。
　「半透明の緑色に小さな金色スペードのアクセント」という、かわいらしくておしゃれな蛹です。
　黒くなったのは、羽化が近づいたからで、正常な変化です。
　この蛹は、たぶん無事に羽化して、その後、ぬけがらがこわれて、最後の写真のような状態になったのだと思います。

934.10.16.2001 from まこ さん　

園長：確かにクワガタのメスを見分けるのは難しいですね。
　特にコクワガタとヒラタクワガタは…
　私もけっこう苦労していたのですが、
　以前に、いいホームページを教えていただいたことがあります。
　ここでたぶん解決できると思いますので一度ご覧ください。
　そのホームページへのリンクはこちらにあります。　→　No.705

933.10.16.2001 from どきどき さん　

園長：トイレに得体の知れないものがひそんでいるというのは、確かに落ち着きませんね。ゆっくり落ち着いて用を足せないと、健康上もよろしくないですよね。
　この虫の正体はよくわからないのですが、アブ・ハエなど、双翅目系の幼虫ではないかという気がします。侵入経路として とても怪しいのは、排水溝ですので、トイレ内の排水溝口の周辺に残効性のある殺虫剤を散布しておいたらどうでしょうか。

932.10.15.2001 from さぎっち くん　

園長：テントウムシはたしかに高いところのさきっちょから飛び立つことが多いですね。
　これには、いくつかの理由があると思います。
　・なるべく遠くまで飛べるように、できるだけ高いところに登る。
　・光（＝太陽）にひきつけられるので、どうしても高いところに登ってしまう。
　・一番高いところが行き止まりになっていることが多いので、しようがないから飛ぶ。
などなど…
　でも、テントウムシの気持ちはわからないので、ぜんぜんまちがっているかもしれません。
さぎっちくんも考えてみてください。  

931.10.15.2001 from あかみね さん　

園長：私はクモはやっぱり「気持ち悪い」のですが、よく見ると種類がたくさんいて、色や形も面白いので、好きか嫌いかというと「好き」だという、フクザツな感情です。
　この夏は、鹿児島県加治木町のクモ合戦がＴＶで紹介されたのをきっかけに、当方の小学校で一時クモを捕まえるのがはやり、うちの子どもも、ジョロウグモやナガコガネグモをいっぱい捕まえてきて、飼育ケースで飼ったりして なんぎしました。（クモはケースの中でもけなげにあみを作ります。）
　グッピーを狩っていたクモはハエトリグモの仲間でしょうか。普通の顔をしながら、そんな高度なことをやってのけるとは…。カッコよくて、感動してしまいます。