むし探検広場
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990.11.19.2001 from A.T. さん 

 以前(7月頃)『蜜蜂が魚を食べる話』をメールしましたが、今秋、よくよく見ると、どうも蜜蜂ではないみたいです。
 蜜蜂よりもやや細身で、黒白の縞(黄色くない)。

 ここ数年、石川県内で分布を拡げている蜂ではないかと思っているのですが…(外来種のハナバチ類?)
 初夏から夏に土の崖または斜面に巣穴を掘って、蜜や花粉などを集めています。
 私の行動範囲では、(ローカルですみません★)
 @石川県庁の西側の植え込み、A野田山墓地、B山王団地の小学校
で大量の巣穴と蜂を見かけます。

 …と思っていたら、クロスズメバチの方かもしれないことに気づきました。
 ミツバチと同じぐらいの大きさで、やや細身で、黒白の縞が…
 今度見かけたら、顔を確認しておきます。
 お騒がせしました。

園長:クロスズメバチなら、魚を食べるというのも、ありえそうですね。
 クロスズメバチの場合は、ミツバチと違って、(ほかのスズメバチ類と同様)はねを細く折り畳むようにしていることが多いので、その辺も確認しておいてください。

 このメールは、No.685の続報メールでした。


989.11.18.2001 from 涼太の母 さん 

 本当に毎度毎度お邪魔してすいません。
 また、ざっちゃんの赤ちゃんについてですが・・・。
 餌のことですが、ザリガニの餌を細かくしたものでも大丈夫でしょうか?

 お母さんから離れた赤ちゃんは、もう里子にだしてもいいでしょうか?

 今のところ2件引き取り先が決まりました。
 これからも探してみます。

 まだ、ほとんどの赤ちゃんが、お母さんにひっついて私たちが水槽を覗き込むと、両方のはさみを振り上げとても怒ります。(本当に ふぉっ!ふぉっ!ふぉっ!状態)

 ちっちゃいのに、しっかりザリガニの形で、すごくかわいいです。
 でも、あのお腹の子達がわらわらと泳ぎだすと・・・・。

 ああっ!!
 早く里親を探します!!
 本当にいつも質問攻めでごめんなさい・・・。
 でも、またきっと質問しちゃいます・・・よろしく・・・。

園長:赤ちゃんのエサは、ザリガニのエサを細かくしたものでも大丈夫です。
 細かいエサを与えると、どうしても水が汚れやすくなるので、水換えを励行してください。
 もう里子に出してもいいか、というのは、私もよくわかりません。
 共食いを防ぐためには、早い方がいいのかもしれませんが、あまりにも小さいうちは、環境変化に弱いはずなので、安全を考えると、もう1〜2週間してからの方がいいのではないでしょうか。  


988.11.18.2001 from H.T. さん 

 できました

 昆虫採集フォト編
 すべてみつけられました!!
 うれしいです。
 あきらめようかと思ったのですが、集中してみつけました。
 二十歳の息子にやらせようかと思ってます。
 虫さんたちのひとことがたのしいです。

園長:えっ、ぜんぶ見つかりましたか。
 すごい!というか、くやしい!というか…
 ★★★★の分なんか、なかなか見つからないだろうと思ってたんですけど。
 やっぱりくやしいので、今はまだベールにつつまれた、最高難度★★★★★のゲームをそのうちアップしたいと思います。
 (とはいうものの題材になる写真があったかどうか…)

 ※昆虫採集フォト編は、昆虫エクスプローラ内の「Click昆虫採集」に掲載しています。


987.11.17.2001 from K.K. さん 

 突然失礼なメールお許しください。
 この、画像の写真なんて名前かわかりますか?
 教えてください。
 お願いいたします。

 

園長:これは、葉っぱの間から顔をのぞかせて、透明のはねを立てて広げ、鳴いているところですよね。
 このポーズと、お腹の黒い筋からすると、「カンタン」に違いありません。
 カンタンは、コオロギの仲間で、そのはかなげな姿と、美しい鳴き声からでしょうか、「鳴く虫の女王」とも呼ばれています。(鳴くのはオスですが…)
 この写真、カンタンの鳴き方の特徴がよく表現された、いい写真ですね。


986.11.16.2001 from I.N. さん 

 紋白 蝶の生息世界分布を知りたいのです。

園長:モンシロチョウは、とても勢力の強い種類で、世界中の温帯〜亜寒帯地域にあまねく分布しています。
 オーストラリアや北アメリカには、もともといませんでしたが現在はこれらの地域にも分布を広げています。
 アフリカや中央アメリカ・南アメリカには今のところいないようですが、そのうち進出するかもしれません。
 国内でも日本のほぼ全土に生息しています。ただし、八重山諸島には、もともとはいなくて、近年になってから侵入したようです。
 一説によると、日本のモンシロチョウは全て、農耕文化とともにアジア大陸からやってきた帰化昆虫ではないかとも言われています。


985.11.15.2001 from さとちん さん 

 質問コーナーなのに、こんな事を書いてごめんなさい。
 でも、すごい記録更新中なのです。(我が家のカブト歴での話ですが・・。)
 7月12日に孵ってから、今までオスカブトが生きています。2ヶ月前から、土にもぐらなくなり、もうダメかと思いましたが、えさを食べ生き続けています。このカブトは私が飼いはじめて4代目のものです。もう毎年,孵ったら野生に・・・と思いながら、やっぱり何匹かは手元において、卵を産ませてしまいます。子供のようでかわいくて・・・。
 あまりのうれしさにカキコしてしまいました。

園長:すごい!もう、4ヶ月以上じゃないですか。しかも4代目!
 毎年、命がつながっていて、なおかつ、強い個体が生まれている、というのは本当に素晴らしいことです。

 ちなみに、ここ、むし探検広場は、質問ONLYのコーナーではありません。
 たまたま、質問が多くなっているのですが、「質問も受け付けている、むし探検広場」ですので、こんな話題も大歓迎です。


984.11.15.2001 from くみきち さん 

 はじめまして。
 今朝、家の中で幼虫を発見しました。青虫や毛虫ではなく幼虫なのです。
 しかし、何の幼虫なのか解らず困っています。そこで、お知恵を拝借できれば..と思い投稿しました。
 幼虫の容姿は、体長3cm程で、計6本足、頭部に頑丈な口といいますか、顎といいますか、トンボのような口があります。
 色は通常の幼虫と同様に、頭部は茶、体部は白、尾部は灰色です。

園長:6本足、トンボのような頑丈な口、頭部は茶、体部は白、尾部は灰色… というので思いつくのは、カブトムシ・コガネムシ・ハナムグリなど、コガネムシ類の幼虫です。

 ←カブトムシの幼虫

 でも、なぜ、家の中に出現したのでしょう…。
 コガネムシの幼虫は、地中で植物の根を食べて育ちますので、もし、家の中に鉢植えなどあるようでしたら、そこから出てきたのかもしれません。  


983.11.15.2001 from 涼太の母 さん 

 ザリガニのざっちゃん、赤ちゃんが生まれました。
 でも、ざっちゃんはずっとコップの中から出てこず、赤ちゃんが何匹かちょろちょろ泳いでいます。
 お母さんのお腹にくっついていなくて大丈夫なのでしょうか?

 では、いつものようにまたまた質問です。
 (ほんとうにいつもすいません)
 赤ちゃんも冬越しするんですか?
 それとも、これからも暖かいところで飼わないといけないのでしょうか?
 まだ、どれくらいの赤ちゃんがいるのか不明なのですが、大きな水槽に入れ替えて飼うほうがいいんですよね?

 共食いするそうですが、冬越しする間は大丈夫なんでしょうか?

 ああいっぱい質問してしまって申し訳ないです・・・。
 ほんと、どうしてあげれば一番いいのか、教えてください。

 あのカマキリは、飼っている間にだんだん弱ってきて、死んでしまいました。(ごめんなさいぃ〜!)
 あのまま、つかまえなければもっと長生きできたでしょうに・・・。
 弱ってきたので、放してあげたのですが、放してあげたその場所で死んでしまってました。
 でも、涼太はぜんぜん平気な顔をしてました。
 ちょっと心配・・・。

 拝見しましたよ。
 さすがに園長の息子さんたち、たっくましいですよねぇ。
 その場に居合わせたらきっと私は絶叫ものですわ。
 でも、私もちっちゃい頃、ミミズを包丁代わりの石で切って、遊んでたような・・・・。
 ぐぇっ!!今では想像もできない・・・!!
 子供の頃ってそんなもんなんでしょうね。

園長:赤ちゃんは、今の大きさでは、冬越しさせるのはムリなので、保温したまま冬眠なしで貫き通すか、少なくとも数cmぐらいにまで育ててから冬眠させるべきだと思います。
 お母さんから離れはじめたのは、エサが必要になってきたからだと考えられます。(たぶん、知らないうちに生まれていたはずです)
 大きい水槽に入れて、隠れ家を作るために、植木鉢のかけらや石や流木、水草などを使って、できるだけ複雑なレイアウトにしてあげてください。
 熱帯魚の濾過装置に入れるウール濾材を適当にちぎったものを入れても、いい住みかになるようです。
 エサは、子どもが小さいうちは、熱帯魚用のフレーク状のエサを細かくしてあげるといいでしょう。
 ある程度の共食いは避けられませんが、水槽が大きいほど、また、隠れ家が多いほど、無事に育つ子どもも多くなります。  


982.11.13.2001 from 園長(サイト管理者) 

 一昨日のできごと。

 わが家のワルサ坊主たち、飼っていたハラビロカマキリの元気がないので、ケースから出して、玄関先でむりやりエサを食べさせようとしていました。
 …と、突然、「ギョエーーッ!!」という、悲鳴とも歓声ともつかない声。

 父があわてて駆けつけてみると、黒く細長いモノがニュロニュロ蠢いているのでした。
 そう、カマキリのおなかに寄生していたハリガネムシが、外界に出現していたのです。

 ←衝撃のシーンをアップでどうぞ

 父は気持ち悪くてしかたなかったのですが、子どもたちは全然平気。

 ハリガネムシを使って、オオカマキリ(これも飼っているもの)に懸垂させたり…
 

 つなのぼりをさせたり…
 

 と、おおはしゃぎ。

 写真を撮りおえた父は、早々に家に引きあげたのですが、その後も、
 「こいつ、結ぼとおもても、ほどけてしまうなぁ」
 「きっしょいなぁ」
 などと言いつつ、さんざん遊んだあげく、最後にはとうとう 2つにちぎってしまったもよう。

 おそるべし、寄生の達人、ハリガネムシ。

 さらに 輪をかけて おそるべし、なんでもかんでも おもちゃに変えてしまうワンパク坊主たち。
 

981.11.11.2001 from H.H. さん 

 虫?

 池のほとりで見つけました、名前がわかりません、
 画像送ります、よろしくお願いします。

 

園長:ファンタジックな写真ですね。
 この虫は、カメムシの一種です。
 カスミガメの仲間には違いないのですが、詳しい種名はわかりません。
 継続して調べておきます。

 カメムシに詳しい方の情報もお待ちしています。


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