アカボシゴマダラ

チョウ目 タテハチョウ科 コムラサキ亜科
Hestina assimilis
黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列がある大きなタテハチョウ。
もともとは奄美諸島のみで見られたものだが、近年、中国から持ち込まれたと思われる別亜種が、関東や、東北・近畿の一部で繁殖し、分布域を広げている。
雑木林の上空や周辺を、時々滑空しながら飛ぶ。幼虫の食草は、関東ではエノキ、奄美ではクワノハエノキ(リュウキュウエノキ)。
下の写真は、東京都内で撮影。
幼虫の情報はこちら → アカボシゴマダラの幼虫(芋活.comへ)
アカボシゴマダラ
東京都八王子市 2009.7.29
アカボシゴマダラ
東京都八王子市 2011.7.27
アカボシゴマダラ
東京都東村山市八国山緑地 2009.9.6 
関東に分布する亜種では、春に羽化する個体は白化し、赤班がほとんど消失する。(埼玉県内で撮影)
アカボシゴマダラ
埼玉県さいたま市桜区 2009.6.17