昆虫採集・昆虫観察のガイド

むし探検ガイド

東京昆虫探検

File9 南国モード満喫!多摩動物公園・昆虫生態園

きれいに晴れ渡った真冬のある日、チョウに会いたくなって、多摩動物公園の昆虫生態園に行ってきました。
そこは、まさに、南国蝶のパラダイス。暖房の効いた大温室で、存分に昆虫探検を楽しむことができました。



林や草原や河原のある昆虫生態園内部。とても暖かなので、厚着のまま入ると、たちまち汗だくになってしまいます。




:日光浴をするカバタテハ タイワンキチョウの吸水集団



吸蜜するツマベニチョウ





マダラチョウの仲間たち
左上オオゴマダラ(求愛行動) 右上リュウキュウアサギマダラ
左下アサギマダラ 右下スジグロカバマダラ




葉陰で翅を休めるメスを見つけて、ツマムラサキマダラのオスが飛来しました。
とまっている時には見えない翅端の青紫が煌いています。




花咲く草原を乱舞するキチョウの仲間たち。草原の中に見える黄色い点々も、すべてチョウです。




チョウにばかり気を取られていずに、足元にもご用心。
イシガキモリバッタ トノサマバッタ




滝のそばでは、シロオビアゲハたちが一心に吸水していました。






アゲハチョウの仲間たち
左上シロオビアゲハ 右上シロオビアゲハ♀(ベニモン型)
左中ナガサキアゲハ 右中カラスアゲハ
左下ジャコウアゲハ♀ 右下ジャコウアゲハ

種類が多過ぎて油断できません。




タテハモドキは、インパクト抜群の目玉模様を持っています。




道端の植物にもご注意を。
カバタテハの幼虫 イシガケチョウの幼虫




真っ平らに翅を広げてとまるイシガケチョウ。複雑怪奇な模様を見つめていると、頭がクラクラしてきます。


 (初出 「むし探検メール No.65」)