昆虫採集・昆虫観察の旅行記

むし探検ツアー

八重山Typhoonツアー
【5】 陸の妖精 海の天使
 8月8日 西表島・星砂の浜
今日は海水浴の日。
石垣島から高速船で西表島・船浦港へ。そして、目的地の星砂の浜へ一直線!
星砂の浜に到着。珊瑚礁の防波堤に守られた、穏やかすぎる海。
子供たちは、即、海へ。
母は、海岸でのんびり。
父は、とりあえず、海辺の草原へ‥。

左:ジャコウアゲハ八重山亜種。赤みが強くて美しい。(八重山諸島固有亜種)
右:アオスジアゲハには南国の空がよく似合う。
優雅に舞うリュウキュウアサギマダラ
なにげなく飛んでいるシジミチョウも種類が多くて、とまってくれないことには正体がわからない。
左:オジロシジミ 右:シルビアシジミ
蛇の目模様が可愛いマサキウラナミジャノメ。(西表島・石垣島固有種)
枝先で占有行動をとるメスアカムラサキ。翅を開いて表の白紋を見せてくれた(右)。
ミカドアゲハ八重山亜種。南の島のアゲハチョウたちは、花によく来てくれるので撮影がしやすい。
左:ナミエシロチョウのオス。尖った翅がかっこいい。
右:ジャコウアゲハによく似たベニモンアゲハ。後翅の白斑が見分けるポイント
左:胸部に鋭い棘を持つキベリヒゲナガサシガメ
右:タイワンクロボシシジミを捕まえたオキナワアズチグモ
左:6cmほどもあるヒゲマダライナゴ。人の気配を察すると、すぐに葉の裏側に回りこんでしまう。
右:イボバッタの一種。
左:バッタの仲間にしては動きが鈍いアカアシホソバッタ
右:おいしそうに葉っぱを齧っていたオキナワクワゾウムシ?。
盛んに飛び回るショウリョウバッタモドキ。本州のものと同種のようだが、いつも見慣れたショウリョウバッタモドキとは、姿や行動にかなり違いがあるように思えた。
1時間あまりの「むし探検」を終えて、父も海辺へ。
左:「お父さん、ウミヘビ見たよ」
右:スノーケルセットを身に着けて、ちょっと泳いで見ると‥ おおっ‥ 別世界‥。



つかず離れず、優雅に泳いでいた2匹のフウライチョウチョウウオ
左:潮溜まりに手を入れると、スズメダイの子どもたちが寄ってくる。
右:まるで天使のようなクロスズメダイの幼魚。
ハタゴイソギンチャクを棲家にしているカクレクマノミたち。ふわふわの触手が気持ち良さそうだが、人間が触ると刺胞から出る毒針が刺さってしまう。(カクレクマノミの体表から分泌される粘液がイソギンチャクと同質のため、クマノミには刺胞が作動しないようになっているらしい)
左:カクレクマノミは、人間が近寄ってもイソギンチャクの中に逃げ込むだけで、遠くに泳ぎ去ることはない。
左:生きているクモガイ発見。
右:片方のハサミが大きいテッポウエビの仲間。
左:奇抜なデザインの小さなカニ。今のところ、正体不明。
左:「カラッパつかまえた」 ‥なんだが日本人離れした顔つきになってきた我が息子。
右:干潮時の干潟には、小さな生き物がいっぱい。
 けど、最終の船に間に合わなくなるから、もうそろそろ帰ろうよ。
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