2510. 10.27.2003 from 虫大好きWalteｒ さん

　家の中で小さな蛾の死体を見つけました。体長は５ミリで
　前翅は黄色、後翅は透明で、翅の合わせ目に細い赤い線があります。
　翅の先に小さな黒い点があります。
　これはなんという蛾でしょうか？教えてください。
　小さくて見にくいですが写真を添付します。

　

園長：すみません。このガの名前は私にはよくわかりません。
　家の中で発生するガといえば、イガの仲間とマダラメイガの仲間で、このガは、マダラメイガ系に似ている感じですが、私の手元にある図鑑では種類がわかりませんでした。（屋外から入ってきた可能性も十分にありますが‥）

2509. 10.27.2003 from こんたのおねえちゃん

園長：キリギリスやコオロギはけっこう噛むので、注意がいりますね。
　弟さんはかわいそうだったけど、でも、虫に噛まれた痛さをに経験するのもだいじなことです。これにこりずに、こんどは噛まれないような持ち方をくふうしてみてください。

　たしかにクビキリギスも痛そうだけど、園長は、カヤキリにだけは噛まれたくないと思っています。

　　←カヤキリ

2508. 10.27.2003 from 天ちゃん

　こんにちは。初めまして。天ちゃんと申します。

　さて、知人の庭先に、たくさんまゆが落ちていました。大きさは、１.3ｃｍくらいで、中には白いさなぎが・・。幼虫は、イラガみたいな形で色合いはテントウムシの幼虫みたいな黒くて斑点があるそうです。増えちゃって、来年幼虫などに刺されたりしない？？なんて心配していました。名前がわかれば、少し詳しく調べられるのですが・・。何かヒントがあれば教えていただけませんか？？

　

園長：はっきりとはわからないのですが、これは「ヒメクロイラガ」の繭かもしれません。ヒメクロイラガの繭自体は見たことがないのですが、幼虫についての情報や、繭が地表に落ちていたということから、この種類ではないかと思いました。
　イラガの仲間の幼虫は、どれも毒針毛を持っていますので、刺されないように注意が必要です。

2507. 10.27.2003 from ジョイマス さん

園長：「体長１２〜３�p」というのは、頭から翅の一番下までという意味でしょうか？　それとも、開長（翅を広げたときの左端から右端まで）のことでしょうか？
　いずれにしても、かなり大きなガですね。
　そんなに大きくて白いガというのは、私は知りません。
　「オオミズアオ」という種類は、青白くて、それくらいの大きさがありますが、目が特に赤いということはないし、成虫は９月頃までしか見られないはずなので、やっぱり違いますね‥。
　よくわからなくてすみません。

　この大きな白いガのことをご存知の方はぜひご連絡ください。

2506. 10.27.2003 from チャーミー さん

園長：茶色ですか‥。黒色だったら「ヒメカツオブシムシ」なんですけど。
　ヒメカツオブシムシなら、毛織物、絹製品、乾燥食品などを食害します。
　エサになりそうなものの保存は密封性を高め、タンスには防虫剤を入れておく必要があります。
　すっかり茶色でしたら、「コクヌストモドキ」かも。こちらは、穀類の害虫で、小麦粉、パン粉、菓子類などから発生します。退治するためには、発生源を突き止めることが大切です。

2505. 10.26.2003 from しこまま さん

園長：ほんとうに困った虫ですね。
　お助けしたいのはやまやまなのですが、この虫については、未だに正体がつかめていないのです。
　家の中の洗濯物やカーテンやその他いろいろなところに出没する、この、細く小さな虫について、何かご存知の方がおられましたらぜひメールください。

2504. 10.26.2003 from かいせい さん

　これは何のようちゅうですか。
　名まえおしえてください。

　

園長：これは、たぶん、アブの仲間の「アメリカミズアブ」の幼虫です。
　アメリカミズアブは、１９５０年頃にアメリカからやってきた帰化昆虫で、幼虫は、糞や生ゴミ、腐った果実、堆肥などを食べて育ちます。
　トイレが水洗化されるまでは、トイレの周辺でたくさん見られた昆虫です。

2503. 10.25.2003 from サトウ さん

　はじめまして、サトウといいます。
　今日、近くの山の岩場でお昼ご飯を食べているときに足元で動く生き物を発見！
　本当にきれいな赤色のてんとう虫を一回り小さくしたくらいの大きさです。
　一緒にいた人たちも、こんな生き物を見たのは初めてだと、誰も名前を知りません。
　さっきからインターネットで調べまわったのですがどうしてもわかりません。
　写真を送りましたのぜひ教えてください。
　（こちらは福島県です。見つけたのは霊山という８００ｍくらいの山の岩場です）
　よろしくお願いいたします。

　

園長：このきれいな生きものは、昆虫ではなくてダニの仲間で、「アカケダニ」かそれに近い仲間です。
　アカケダニは、ダニとしてはとても大型で、普通は落ち葉の堆積した土壌などに棲んでいますが、時々歩き回っているものも見かけます。
　ダニといっても、動物の血は吸いません。

2502. 10.25.2003 from みこっちゃん

園長：それは、たぶん卵です。普通は土の中に産まれるものなので、そのままでは乾燥してしまって死んでしまいます。
　今からで間に合うかどうかわかりませんが、適度に湿った土の中に埋めてあげると生き延びるかもしれません。
　もし、ケースの底に産んでいるようなら、そのまま土を５センチほどかぶせればどうでしょうか。もし側面などに産んでいる場合は、その場所が深さ５センチぐらいになるように土を入れてください。（幼虫がうまれるのは来年の初夏になります）

2501. 10.25.2003 from みゆき。さん

園長：それは、たぶん「クリシギゾウムシ」の幼虫だと思います。クリシギゾウムシは、とても細長い口吻を持ったゾウムシの仲間で、幼虫は栗の実を食べて育ちます。
　十分に育った幼虫は、栗の外に出てきて、土中にもぐって越冬します。
　なので、その幼虫は、エサをあげる必要はなくて、土の入ったケースに入れてあげれば、自分でもぐるのではないかと思います。幼虫はそのまま冬を越して、来年に蛹になり、成虫になるのは６月頃です。
　逃がしてあげるのならば、野生のクリがはえている場所の土の上に置いてあげればいいと思います。でも、クリの害虫なので、栽培されているクリに影響がないようにしなければいけませんね。。