むし探検広場
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2750. 4. 6.2004 from caldina さん

 はじめまして。是非教えていただきたいことがあります。それはツバメに巣を作らせない方法です。我が家は一年ほど前に新築したばかりの一戸建なのですが、玄関の所にツバメが巣をつくろうとしていて困っています。昨年は、屋根から新聞紙を垂らし、ツバメが壁にとまれないようにしてなんとかしのいでいました。しかし、相手もなかなかしつこく、わずかな隙間をねらって土を壁につけてきました。そのせいでせっかくの新築のきれいな玄関も上をみれば新聞紙ののれんがかかっており、下をみれば、土の山です。インターネットで調べてみても、ツバメに巣を作らせることには(運がつく、縁起が良い)といったように肯定的な意見が多く、なかなか良い方法がみつかりません。見た目もあまり変では無くすっきりとした対策方法はないでしょうか?

園長:ツバメは、ヘビなどの天敵から卵やヒナを守るために、天敵が寄り付きにくい場所ということで、人の出入りの多い玄関先などに好んで営巣します。
 人の出入りが多い→いい家庭、 ツバメは子育てのために害虫を捕ってくれる→いい環境 ということで、縁起がいいといわれているんでしょうね。

 そういう習性を考えて、ひとつ思いつくのは、巣を作りそうなあたりにヘビの模型でも置いておけばどうだろうか、ということです。
 100円ショップで売っているゴムでできたヘビを買ってきて、軒下の、道からは見えないあたりに置いておけばどうでしょうか。(子供っぽいアイデアでスミマセン)


2749. 4. 5.2004 from ララ さん

 畑で見る虫?のことで教えていただきたくお便りします。
 枯れ草や鉢の下の、湿った土にいます。
体長15ミリ前後、色は全体が黒く、長細く、体表は短めのトゲのような毛羽に覆われているようです。
 いつも2,30匹の集団で重なり合っています。
 枯れ草をどけると、はじめはじっと動かないのですが、20秒ほどで、もそもそ動き始めます。
 足がないようで、ウジのようにうごめいて、土にもぐろうとします。
 棒などでつつくと、ちょっとの間、動かなくなります。
 何十匹もいて、とても気持ちが悪いです。
 1年中います。
 何かの幼虫なのでしょうか。

園長:それは、「ヒメセアカケバエ」など、ケバエの仲間の幼虫ではないかと思います。
 ケバエの幼虫は、落葉の溜まり場など、腐植物の堆積地でしばしば大発生します。


2748. 4. 5.2004 from うえ〜ん さん

 蟻の飼育を考えてます。女王蟻の見分け方と捕まえ方を教えて下さい。

園長:女王アリは、体長が働きアリの、ほぼ倍ですので、大きさで見分けられます。たとえば、大型種のクロオオアリやムネアカオオアリの場合、働きアリは約1cmで、女王は2cmです。なので、2cm大のアリを捕まえたら、これらの種類の女王と思って間違いありません。
 クロオオアリやムネアカオオアリは5月末頃を中心に結婚飛行を行い、6月頃に、巣を構える場所を探して地表をさまよっている女王アリをよく見かけます。そのようなアリを見つけたら、簡単に捕まえることができます。


2747. 4. 5.2004 from さわぞう さん

 はじめまして。
 さわぞうと申します。

 先日偶然にこのページを見つけました。
 長年、疑問に思っていたことを解決していただけるかと思い、お便りさせていただきます。

 数年前のことですが、姉が自宅のベランダで蛾を捕まえました。
 本人はセミと思い込み、指でつまみ上げたのですが、ズッシリと重くセミではないことに気づいたようです。
 しかしその持ち上げた際「ジジッ」と鳴いた、と言うのです。
 「新種かもしれない…」と考え、写真まで撮りました。
 後日、現像されたものを見ましたが、どこをどう見ても蛾に見えます。
 (何を勘違いしてセミと思ったのか…)
 「蛾が鳴いた」というのは聞いたこともないので、「きっと持った時に羽と羽が擦り合わさって音が鳴っただけよ」と言っても姉は確かに鳴いたと言います。

 お送りする画像はインスタントカメラで現像したものをデジカメで撮影した為、不鮮明で色も少し違いますが、判別は可能でしょうか?
 特徴と思われるのは頭部の後ろの模様です。
 楕円形の模様の両横に三日月型を丸くしたような形がくっついていて、ちょうどトンボの顔を正面から見たように見えます。
 トンボの目にあたる部分は青味がかった灰色です。
 写真は全体に茶色がきついですが、現物は(といっても写真ですが)お送りする画像より少し薄めです。

 撮影時期は9月初旬、大きさはアブラゼミより少し大きめだったようです。
 自宅は神戸の街中です。
 特に変わった環境とも思えない状況で新種発見とは考えにくいのですが、アルバムを開く度、「この蛾は一体何だったんだろう?」という疑問が頭を掠めます。

 そんなバカな…とは思いつつも、私の探し方がまずいだけで、本当は鳴く蛾というのは存在するのかもしれない…そうだとすれば、私の「鳴く蛾なんていない」という常識と思っていた世界が崩れるかもしれない…。と、ひそかに期待を持ってしまったりもします。

 ただ、期待よりは長年の私の疑問(ちょっとしたことですが)、姉の疑問を解いていただければありがたく思い、ご相談させていただくことにしました。

 どうぞよろしくお願いいたします

園長:これは、スズメガの仲間で、「クロメンガタスズメ」という種類ではないかと思います。

 さわぞうさんがトンボの顔に見立てられた胸部背面の模様が、人面のようにも見えるので「面型」の名が付いています。

 西南日本に分布する南方系の種類なのですが、お姉さんのお住まいは地域的にあてはまっていますでしょうか?

 この種類、ほんとうに音を出すらしいです。図鑑の解説に「幼虫・成虫共に音を発す」と書いてありました。どんな方法で音を出すのかはよく知りませんが‥。

P.S.
 その後、さわぞうさんから、お姉さんが神戸にお住まいとのご連絡をいだたきました。
 このガは、もともとは九州以南に分布していたのですが、近年になって、四国や本州南部に勢力を広げつつあるところです。
 これからも、地球温暖化の影響もありつつ、だんだんと北に侵攻しつづけるのかもしれません。


2746. 4. 5.2004 from ひで吉 さん

 園長さん、みなさん、こんにちは。
 こちらは一年で一番暑い季節になりました。気温は39度もあります。この時期には昆虫達をあまり見かけることはなくて、私にとってはちょっと淋しい季節でもあります。

 今回は日本にもいそうなトンボ2種です。

 最初の写真の方はムギワラトンボのようにも見えますが、日本のよりも2まわりくらい小型で、ちょこまか飛び回っていました。
 撮影したのは乾季のはじめ、11月下旬でした。

 もうひとつのアオイトトンボのようなのは、けっこう大型でして、頭の先からしっぽの先まで8cmほどありました。こちらは雨季のまっただ中、7月下旬に撮影しました。

 ところで2738、茜ままさんのトンボ、越冬するトンボですか。
 それで、オツネン(越年)トンボというんですね。名前は知っていましたが、名前の由来を初めて知りました。勉強になります。
 こちらでも、このあまりの暑さのために夏眠をしているトンボがいるかもしれません。

 

 キリシマさんのお話で思ったのですが、ガにはオスの触角が櫛状になっている種類がわりと多いですよね? コメツキの仲間にもそんなのがいたような気がします。そこで園長さんに質問ですが、触角が櫛状であるってことに、なにか理由があるのでしょうか? 
 嗅覚が強いということなのでしょうか?

 ガは、オスがメスを探す際、チョウとは違って視覚よりも嗅覚に頼るという話を聞いたことがあります。
 クシヒゲカマキリの場合も、触角が櫛状になっているのはオスだけのようだし、やっぱりメスの出す性フェロモンのにおいと関係があるのでしょうか?
 同種のメスが出す性フェロモンのにおいが極端に弱いのだとか、まわりに魅惑的なにおいがたくさんあって、それらのにおいとの嗅ぎ分けを行うためだとか?

 標題のトンボとは関係ない、とりとめのない質問でごめんなさい。

園長:日本はこれからの数ヶ月が最も昆虫の豊かな季節になりますが、熱帯アジアでは暑すぎてオフシーズンになってしまうんですね。

 トンボの2枚目は、日本国内では沖縄方面で見られる「ハラボソトンボ」に似ている感じです。(シオカラトンボの近縁種です)

 ガのオスの触角が櫛状になっているのは、おっしゃるように、メスの出すフェロモンを感知するためです。
 夜行性の昆虫は、視覚が十分に使えないので、別の感覚を使って異性とめぐり合う能力を進化させています。
 ガは嗅覚だし、秋の鳴く虫たちは聴覚、しかし、ホタルの場合は自分で発光して逆に光を強力なシグナルにする、という離れ業をやってますね。そういえば、ホタルにも、光らない種類がけっこういて、そういう仲間のオスには、櫛状の触角を持つものがたくさんいます。あれも、たぶん、臭覚系なんでしょうね。
 クシヒゲカマキリの、立派すぎる触覚の働きはよくわからないのですが、もしかしたら夜行性なのでしょうか。‥しかし、夜行性だとすると、胸部が花びらに擬態していることの説明がつかなくなるし‥。いっそ、「カッコイイからそうなっている!」と思いたくなってしまいますね。


2745. 4. 4.2004 from ひっこしたいよー さん

 こんにちわ はじめまして 築25年の古い県営住宅にすんでいるのですが 毎年春から秋の終わりにかけて げじげじやむかでに悩まされています 普段仕事をしているので昼間は締めっきりにしているのに どこから入ってくるのでしょうか・・ あと最近 黒い小さい虫がたくさんいるんです よーく見ると うっすら茶色っぽくてたまに羽を出しているのもいます でも飛び回ったりはしていないのです トイレのマットの上に何匹かいるので掃除機をかけると数分後には いつのまにか1〜2匹いるんです どこからきたのかなあと じいーっとその場にいて見ているんですが なにしろちいさいのでどこから来たのかわからないんです 布団の中や 枕の下にもいたりで 子供も引っ越したいー!と泣く始末・・ たまにゴキブリもでますが市販の薬を置いているので出なくなりましたが・・  よろしくお願いします・・

園長:家の中にあまりにいろいろな生き物が出没すると、落ち着かなくてメゲてしまいますよね。

 小さな虫というのは、「ジンサンシバンムシ」「タバコシバンムシ」などシバンムシという甲虫の仲間かもしれません。幼虫はおもに各種乾物類や菓子、ペットフード、肥料、漢方薬などを食べて育ちます。
 駆除方法としては、エサになりそうなものは密封保存すること、お菓子の食べこぼしなどに注意することですが、完全駆除はなかなか難しいと思います。もともとシバンムシは、数の多い少ないはあってもほとんどの家庭で発生している昆虫ですし、ヒトを咬んだり刺したりするような悪さをする虫ではありませんので、あまり神経質になりすぎるのもよくないかもしれません。

 ゲジやムカデは、体がやたら平べったいので、思わぬところからでも侵入します。サッシの隙間、換気扇、窓枠タイプのエアコンなどがわりと怪しいポイントです。
 あと、ゲジの場合は、もしかしたら家の中に住み着いている可能性もあるかもしれません。 


2744. 4. 4.2004 from カール さん

 初めてメールさせていただきます。
 先日、仕事場で書類入りの段ボールを整理していると、ポロッと見たこともない虫が出てきましたので捕獲しました。
 体形はシミっぽい1cmぐらいの虫ですが、触覚は一見見当たりません。身体の色は茶色ですが、光沢があります(銅色です)。足は短いものが6本で前の方に集中しています。身体と同じ色の尻尾が馬の尻尾のように生えています。尻尾の毛の数は数えていませんが、10本ぐらいはあるように見えます。
 少し調べてみたのですが、さっぱり分かりませんでした。
 もし御存知でしたら教えて頂けないでようか。
 よろしくお願いします。

園長:その様子に一番近いのは「ヒメカツオブシムシ」の幼虫です。
 ヒメカツオブシムシの幼虫は、人間を咬んだり刺したりすることはないのですが、毛織物や乾燥食品などを食害する住まいの害虫です。
 成虫は、体長5mm弱の黒っぽい甲虫です。


2743. 4. 4.2004 from 今福さやかさん
 (当初にメールをいただいたのは3月22日でしたが、掲載許可の問い合わせをしていましたので掲載時期がずれました)

 はじめまして。
 突然メールいたします失礼をお許しください。

 私 今福さやかと申します。
 検索サイトで、園長先生のページを見つけ、ご連絡させて頂きました。

 さて、添付いたしましたのは、茨城県藤代に住む、会社の先輩が家で見つけ、「ピンクと黒と白のヒョウ柄だ」と大騒ぎしていた蛾です。

 私自身も、田舎の人間ですが、ピンクの蛾など見たことがありません。
 昆虫エクスプローラで見たのですが、似たものを見つけることができませんでした。

 もし、ご存知であれば、お教え頂きたく、 宜しくお願いいたします。

園長:これは、ヤガの仲間の「キバラケンモン」という種類ではないかと思います。
 いただいた写真では隠れていますが、腹部が鮮やかな黄色なのでこの名が付いています。


2742. 4. 3.2004 from とっちゃん さん

 こんばんは。とっちゃんです。
 今回はクモについてです。
 (クモは昆虫ではないようですがよろしくお願いします。)
 下の写真のクモが,我が家の階段の壁にくっ付いていました。



 早速撮影。
 写真をパソコンに取り込んでから再度見に行ったら,もういませんでした。
 巣を張って待っているのではなく,餌を捜して歩いているのでしょうか。
 それともたまたま移動中だっただけなのでしょうか。
 巣を張らないクモもあるとのことですので,その仲間なのでしょうか

園長:詳しい種類はよくわからないのですが、巣を張らないクモには違いないと思います。
 巣を張らない徘徊性のクモにもたくさんの仲間があって、キシダグモ科、コモリグモ科、カニグモ科、アシダカグモ科などがそれにあたります。おなじみのハエトリグモ科もそうですね。
 この写真のクモは、コモリグモの一種でしょうか‥。たぶん屋内性ではなく野外から紛れ込んでしまったもので、エサを捜しているというよりは、出口を捜して彷徨っていたのではないでしょうか。


2741. 4. 2.2004 from 簗瀬 さん

 はじめまして,簗瀬と申します。
 シロアリの野外試験のため,和歌山県の海岸沿いの松林に月に1回ほどいっていますが,先日(3月17日)訪れた際,試験中のマツの切り株に写真のような赤色(紫色?)の昆虫(体長8mmぐらい)が,たくさんいました。3月5日に行ったときには、いなかったのです。急に暖かくなって出てきたのかなと思いましたが、ほかのマツの切り株にも同じようにたくさんいましたので,気になって持ち帰り、昆虫図鑑で調べてみたのですが、ムネアカテングベニボタルが一番近いような気もしましたが、自信がありません。もしよろしければ、教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。

  

園長:とても細密な画像ですね!
 おっしゃるように「ムネアカテングベニボタル」みたいですね。
 ただ、私も図鑑で照らし合わせているだけで、お教えできるような特別な知識を持っているわけではないのですが‥。
 肉眼でもなかなか美しいですが、拡大するとさらに魅力的ですね。


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