450. 3.16.2001 from 純一 くん
今日、友達から「ダイオウヒラタクワガタ」というクワガタの、幼虫をもらいました。
外国のクワガタだという事は分かっていますが、その他の事はよく分かりません。
また,外国の昆虫は日本のえさを食べて大丈夫ですか。
教えて下さい。
園長:ダイオウヒラタクワガタは、インドネシアのジャワ島の標高1000m近くのところに生息しています。体型や大アゴががっしりした立派なクワガタです。オスの大きいものは、体長8cm以上になります。
飼育は、クヌギ材などを使った普通の昆虫マットでも大丈夫かもしれませんが、できれば、昆虫ショップで売っている「菌糸ビン」を使うのがいいと思います。菌糸ビンというのは、クワガタの幼虫の大好物であるキノコが生えた朽ち木を、ビンの中で人工的に作ったもので、1本1000円前後で売られています。(大きな成虫を目指すなら、良質なクヌギ材フレークに、添加剤(けっこう高価)を加えて発酵させたものを使うのが、プロのワザのようです。)
インターネットでも、通信販売をしているところがけっこうありますので、検索サイトで「菌糸ビン」で検索してみてください。
P.S.
Eメールアドレス掲載可になっていましたが、アドレスが記入されていなかったので掲載できませんでした。(フォームでメールを送っていただいた場合、アドレスの記入欄に記入いただかないとわからないのです)
449. 3. 5.2001 from ミーとチー さん
ある植物が自分の身の危険を察知して普段は出さない毒を出して敵をやっつけたそうです。
植物にも脳があるのですか?
どこにあるんですか?
どうやって考えてるんですか?
園長:あっ、なんか、久しぶりにメールいただきましたね。啓蟄に合わせて、帰ってきていただいたんでしょうか…!?
「毒を出す」というのが、どんな感じかわからないのですが、以前、害虫か何かの接触を察知して、自らの毒素成分を増やす植物がいるというような記事をどこかで読んだような気がします。
植物の場合、脳で考えるというよりは、環境変化を化学〜物理学的に感知して、化学〜物理学的に反応した結果が、まるで考えているように見える、ということではないかと思います。
しかし、「脳」はないにしても、「考えてる」というのは、ありえないとはいいきれない。
人間が「考えてる」のも、結局、分解していったら、化学反応の集合体なんですもんね。
448. 3. 4.2001 from 小川浩也 さん
カマキリの卵のまわりは、何でできているのですか。
園長:カマキリの卵のまわりは、細かいあわでできています。メスは、産卵の時に、おなかからネバネバの粘液を出します。それを、おなかの先端にある突起状の付属肢(ふぞくし)というものでかきまぜて、あわだてるのです。
このあわは、空気にふれてしばらくすると、堅くなって、とても頑丈でクッションのきいたシェルターになります。あわの中には空気がはいっているので、熱を伝えにくく、卵を冬の寒さからもしっかり守ってくれます。
447. 3. 3.2001 from 由丈 さん
初めて投稿させていただきます。さっそくですが、質問させて下さい。
今日(3月3日)の早朝、ベランダに一匹の「蛾」が止まっていました。
こんなに寒いのにと不思議な気がして写真に取りました。羽を広げた長さは5〜6cm、胴体は2.5cm位でした。2枚目の写真は前から撮ったもので、顔の上に2本の太い線があり、その先の部分は真っ黒でした。この蛾の種類を教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
園長:これは、トビモンオオエダシャクというシャクガの仲間です。
3月中旬から4月上旬に出現する早春の蛾です。由丈さんがどこにお住まいかわかりませんが、けっこう早く出てきましたね。
シャクガの仲間の幼虫(シャクトリムシ)は、どれも木の枝に似てますけど、この種類の幼虫は、特にそっくりです。
昆虫シーズンの幕開けを告げるメールをいただき、ありがとうございます。
446. 3. 1.2001 from 園長(サイト管理者)
園長の掲載自慢です。
アクアウェーブ2月号のP.238、「Webサイトアクセス情報」という記事で、うちの昆虫エクスプローラが紹介されています。
(この雑誌、失礼ながら今までその存在を知らなかったのですが、アクアリウム関係の随月刊誌で、写真も綺麗でなかなか充実した内容です。熱帯魚ショップなどでは必ず置いてるんだと思います。)
皆さんも機会がありましたら、ぜひ、立ち読み確認してください。
445. 2.28.2001 from しんちゃん
金色のムシを秋頃、山から見つけてきました。本屋さんで調べたらセモンガサハムシと形は同じでしたが、金色ではありませんでした。金色は珍しいのでしょうか?
園長:本に載っていたのはセモンジンガサハムシではなかったですか。ジンガサハムシの仲間は、はねが透明で、生きているうちは背中部分が金色に光っています。死ぬと金色がなくなってしまうので、図鑑に載っている標本写真は金色でないのです。
444. 2.28.2001 from あかみねさちこ さん
つのとんぼの写真がむし探検広場からすぐ見られたので見てみたら、なるほど「何だこりゃ〜?」って感じでとっても面白かったです。
できたらこうやって話題の昆虫の写真などにすぐ行けるとGoodですね〜。
私はクモだとかカマキリ、ナナフシなど足の長い虫が好きです。水辺の生き物も大好き。できればクモを飼ってみたいのですが、旦那とか周囲の人に何かいわれそう。ベランダや軒先に住み着いてくれないかな〜。呼び寄せる方法はありますか?
それから、クモの寿命って大体何年なんでしょうか??
追伸:ひとまず現実的なセンで、ざりがにを飼おうかとも思っています...
園長:>できたらこうやって話題の昆虫の写真などにすぐ行けるとGoodですね〜。
昆虫エクスプローラの「昆虫面白写真館」というコーナーが、その役割を担っているつもりだったんですけど… でも、確かにツノトンボの写真は、そっちネタに使った方がよかったですね。
足の長い虫ファンとは たのもしい。ペットにする場合は、ハエトリグモ、ジグモ、コモリグモ、クサグモなど、網の巣をつくらないタイプがいいみたいです。
呼び寄せるためには、クモのエサになる弱小昆虫(ハエ、アブ、チョウ、ガなど)を呼び寄せるのが早道だと思います。ランタナやムクゲなど、昆虫を惹きつける花を育てたり、夜に電灯をつけ放しておいてガ系を集めたりしてはどうでしょうか。
寿命は、その辺にいるハエトリグモで、おとなになってから約1年。タランチュラなどは5年ぐらい生きるらしいです。
443. 2.25.2001 from ワーズワース さん
私は子どもの頃、虫取りをするのが大好きで、しょっちゅう野山で虫取りをしていました。そのため、かなり昆虫に詳しいと思っているのですが、どうしてもわからない虫がいます。その虫はトンボだと思うのですが、腹部、胸部、頭、がほぼチョウチョなのです。触覚も長く、先がふくらんでいます。羽さえのぞけばチョウチョです。でも、羽だけトンボなんです。僕は数え切れないほど虫を捕まえましたが、その虫を捕まえたことはまだ2回しかありません。図鑑を調べても見あたりません。むかし、大阪府柏原市にあった、近鉄玉手山遊園地内の昆虫館で、標本をみたのですが、名前が思い出せないんです。もしよろしければその虫の名前を教えていただけませんでしょうか。
園長:その謎の昆虫は、ツノトンボではないでしょうか?うちの昆虫図鑑にも載せていますので、一度ご確認ください。→ ツノトンボ
でも、確かに、へんてこな虫ですよね。
>腹部、胸部、頭、がほぼチョウチョ
という表現、特にメスにはピッタリ当てはまりますね。
442. 2.23.2001 from MACY さん
以前、確かアジアのお土産だったと思うのですが、豆にハチ系の昆虫が卵を生み、その幼虫がふ化して、豆の中で動くという不思議なものを貰ったのです。その動きがとてもおかしくて、楽しかったのを思い出し、是非手に入れたいと思っています。どなたか、ご存知の方がいればご連絡ください。
園長:なんか、どこかで聞いたことがあるようなないような… ご存じの方、MACYさんにメールお願いします。ついでに、園長にも教えてください。
441. 2.16.2001 from 大志 くん
ヒラタクワガタとコクワガタの幼虫の違いを知りたいんだ。
園長:クワガタの幼虫を見分けるのは、けっこう難しいみたいです。図鑑類にも、まともな記述はありませんでした。(インターネットで捜したら、不十分ながらも、オオクワガタとヒラタクワガタの見分け方と、オクワガタとコクワガタの見分け方についての情報がありましたので、大志君にはURLをお伝えしておきました。)
皆さんの中で、ご存じの方がいらっしゃたら、メールお願いします。
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