ツクツクボウシ

カメムシ目 頸吻亜目 セミ科 セミ亜科
Meimuna opalifera
細身で黒っぽく、緑色の斑紋があるセミ。
姿よりも「オーシィ・ツクツク・オーシィ…」という鳴き声で有名。都市周辺でも普通に見られる。
人の気配に敏感なので、どこにもいるわりには姿を見ることは少ない。
夏の終わり頃に個体数が増えて鳴き声が目立つようになるので、秋を告げるセミとされる。
♂ : 東京都練馬区石神井公園 2007.8.24
腹部を震わせて鳴いているオス。
ツクツクボウシ
♂ : 大阪府東大阪市枚岡 2004.9.4
♂ : 奈良県生駒市 2014.8.27
メスには長い産卵管があるので、雌雄は簡単に見分けられる。
ツクツクボウシ
♀ : 大阪府四條畷市下田原 2001.9.5
ツクツクボウシの幼虫。他種とくらべるとスマートで、色がうすい。
ツクツクボウシの幼虫
幼虫 : 東京都千代田区 2012.8.10
ツクツクボウシの脱け殻
抜け殻 : 大阪府四條畷市下田原 2000.8.27