モンキアゲハ

チョウ目 アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科
Papilio helenus
真っ黒で、後翅の白い紋が目立つ、大きなアゲハチョウ。
林の周辺をゆったりと飛び、花で吸蜜したり、地面で吸水したりする。大きい分、はねが丈夫なのか、小雨の中でも平気で活動しているのをよく見かける。
南方系で、西南日本に多く、関西周辺では都市郊外でもよく見られる。紀伊半島の海岸沿いの林や人家の周辺では極めて個体数が多い。
幼虫の食草はカラスザンショウなど。
幼虫の情報はこちら → モンキアゲハの幼虫(芋活.comへ)
モンキアゲハ
吸水 : 奈良県奈良市春日山 2006.5.31 
モンキアゲハ
吸蜜 : 和歌山県周参見 1998.8. 
吸蜜するメスにまとわりつく3頭のオス。
モンキアゲハ
吸蜜,求愛 : 和歌山県周参見 1998.8. 
樹上をふわふわと飛ぶ黒い姿は、西南日本の夏の風物詩。
モンキアゲハ
飛翔 : 和歌山県周参見 1998.8. 
モンキアゲハの蛹は、強く反り返っているのが特徴。
モンキアゲハの蛹
蛹 : 京都府木津川市 2014.10.31 
蛹 : 京都府木津川市 2014.10.31