ウスバシロチョウ
(ウスバアゲハ)

チョウ目 アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科
Parnassius citrinarius
シロチョウという名が付いているが実はアゲハチョウの仲間。
半透明のはねを持ち、少しバタバタした感じで飛ぶ白いチョウ。モンシロチョウよりもやや大きく、胴体には細かい毛がはえている。
年1回、5月頃にだけ見られる。 林の周辺や畑で見られ、ネギボウズやレンゲなど、いろいろな花でよく吸蜜する。北方系のチョウで、西南日本では分布が限られる。
幼虫の食草は、ムラサキケマン、ヤマエンゴサクなど。
ウスバシロチョウ
東京都八王子市裏高尾 2008.5.18
交尾をすませたメスの腹部には、受胎嚢(他のオスとの交尾を防ぐため、交尾相手のオスが作ったもの)がついている。
ウスバシロチョウ
♀ : 岐阜県白川村 2014.6.3
ウスバシロチョウ
♀ : 東京都八王子市裏高尾 2008.5.7