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      | ★★ File4 練馬区内 春探検(4月上旬) ★★★
 
 4月はじめの休日。東京近辺でカタクリの見られる場所はないだろうかとネット検索したところ、なんと、東京の住まいのすぐそばに群生地が!
 ‥ということで、花を目あてに、自転車で練馬区内を駆け巡ってみました。
 
 
 
  
 西武池袋線大泉学園駅の北方を流れる白子川には桜がたくさん植えられています。
 満開の花の下で、カルガモたちが遊んでいました。
 
 
 
   
 左:清水山憩いの森の入り口。 右:その奥、ほんとうにあったカタクリ群生地。
 まさに、住宅地と隣り合わせです。
 
 
 
  
   
 可憐に咲くカタクリたち。地面に這いつくばって撮影しました。
 
 
 
   
 日射が少なく、気温が上がらないので、虫たちの姿はあまり見かけることができません。朽ち木をひっくりかえしたら、こんなのが出てきました。
 左:ババヤスデの一種 右:ヒゲジロハサミムシ
 
 
 
   
 もう一か所のカタクリ群生地である稲荷山憩いの森を経由し、巨大な光が丘公園へ。
 広場で子供たちがはしゃいでいました。
 
 
 
   
 左:目立ったデザインのクロボシツツハムシ
 テントウムシに擬態していると言われています。
 右:そのモデル、おなじみのナナホシテントウ
 危険を察すると、関節部から苦い毒物資を分泌します。
 
 
 
   
 ノイチゴの白い花に集まっていた甲虫たち。
 左:キスイモドキ 右:モモブトカミキリモドキ
 
 
 
  
 枯葉の上にとまったビロウドツリアブ。触り心地のよさそうな毛がたくさん生えています。
 長い口吻は、スミレの蜜を吸うのに便利そう。
 
 
 
   
 茶色の世界に溶け込む虫たち。
 左:アズマキシダグモ 右:サビヒョウタンゾウムシ
 
 
 
  
 石の裏にいたコバネハサミムシ。よく見ると、お尻の鋏がなかなかカッコいいし、触覚の白いアクセントもおしゃれです。
 
 
 
  
 光が丘公園をあとにし、最後は、石神井公園へ。
 コブシ、ソメイヨシノ、ヤマブキ‥ 春の花々が水面に影を映していました。
 
 
 
   
   
 上左:マサキについたミノウスバの幼虫たち
 上右:アカボシテントウによく似たヘリグロテントウノミハムシ
 下左:木の幹にへばりついていたナミシャクの一種
 下右:まだ寒そうなハンノキハムシ
 
 
 
  
 三宝寺池には、なかよくエサをさがすハシビロガモのカップルの姿がありました。
 
 
 
   
 池畔の葉裏にとまっていたアオヒゲナガトビケラ。独特の存在感です。
 
 
 
  
 小さな網を張るヒメグモの一種の幼体。腹部にチャーミングな一対の黒班を持っていました。
 
 
 
   
 左:ベンチにとまっていたオオユスリカ
 右:グルーミング中のアシブトハナアブ
 
 
 
  
 青い閃光が走ったかと思ったら、池にせり出したハンノキの枝にカワセミの姿が。
 石神井公園では、夕刻になると、カワセミたちに会うことができます。
 
 
 (初出 「むし探検メール No.58」)
 
 
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