明神から徳沢へ−2

ヒメアカタテハ Cynthia cardui
 珍しい種類ではないが,なかなか愛らしい.いっしょに写っているのは2頭のヒメシジミ.
 上高地はハナカミキリの宝庫.道ぞいの白系統の花には,さまざまな種類が群がっている.
ウスバシロチョウ Parnassius glacialis
 低山地では5月頃に発生するチョウだが,上高地では夏の盛りにも見ることができる.花はメタカラコウ.
メスグロヒョウモン Damora sagana
 これはオスなので,ふつうのヒョウモンのもようをしているが,メスは黒地に白い帯のあるはねを持ち,むしろオオイチモンジに似ている.(上高地産ではありませんが、メスの写真はこちらでご覧いただけます
エルタテハ Nymphalis vauaibum
 中部地方から北にだけ見られるタテハチョウ.うしろばねのうらに小さな白いL字紋があることからこの名がついた.学名の方はこの紋をV字に見立てている.
 徳沢の奥にある新村橋から横尾方面をのぞむ.涸沢・槍沢や常念岳に向けて,道はさらに続く.
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