むし探検広場
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3060. 6.13.2004 from Orange さん

 こんにちは

 昆虫採集初心者の Orangeです。

 写真の虫ですが、何の虫か名前がわかりません。
 もし お分かりでしたらお願いいたします。
 採集場所は 八王子城址公園付近です。
 葉の裏に2匹で止まっていました。
 てんとう虫のような感じですが ほしの色がきれいな緑色です。

園長:ううむ‥なんだろうか‥。緑色の紋ということは、テントウムシではなくて、「マルウンカ」の仲間かもしれませんね。体の周縁が半透明なのもそれっぽいし。
 ウンカの仲間は、甲虫ではなくて、カメムシ目に属し、ハゴロモやヨコバイに近い昆虫です。 


3059. 6.13.2004 from ゆみくる さん

 はじめましてこんにちは
 最近、家の入り口、ベランダ付近(団地の1階に住んでいます)の壁にヤスデが大量発生して困っております。
 見つけたらすぐに殺虫剤をかけているのですが、その殺虫剤には発生しやすい場所やその周辺に噴射してくださいと書いてあったので行ったのですが全く効果なしでした。なにか他にいい駆除方法がありましたらお教えください。また毒はあるのでしょうか?
 何が原因で家の周りに発生するのでしょうか?隣の人の玄関には見たところいませんでした。

園長:「ヤケヤスデ」あたりでしょうか。ヤスデの仲間は 普段は地中や落ち葉の下などで暮らしているのですが、ある年のある時期にみんなで地上に現れて、集団見合いというか、全員で繁殖行動を行いますので、そういうタイミングなのかもしれません。
 ヤスデは湿っていて暗くて腐植物がたくさんあるような場所が好きなので、周辺に落葉などが堆積しているところがあれば掃除をし、風通しをよくして乾燥した環境にすれば効果があると思いますが‥。
 そういう対処も難しい場合、ヤスデは滑りやすいところには登れないので、壁の下のほうに紙テープなどを貼っておけば、そこより上に進出してくることは防げるようです。
 ヤスデの仲間は、毒液を分泌して、皮膚に付くと痛みを感じて、時には水泡になってしまうこともあります。


3058. 6.13.2004 from Fatman さん

 初めて投稿させていただきます、長野のFatman。と申します。
 今日、菅平高原の峰の原というところをブラブラしてきたんですが、メタリックな光沢の美しい小さな甲虫を見つけました。早速デジカメで撮ってきて図鑑で調べてみたんですが、手持ちの図鑑には掲載されていませんでした。
 画像を添付しますので、ご教示いただければ幸いです。
 今後ともよろしくお願いします。

園長:緑色の輝きと、上翅の筋模様がきれいですね。
 これは、コガネムシの仲間の「キスジコガネ」のオスだと思います。
 この種類は色彩変異があって、紫胴色のものもいるようです。


3057. 6.13.2004 from 果林 さん

 はじめまして。果林です。まつもむしは、小さいおたまじゃくしを食べるけど、大きいおたまじゃくしも食べますか?
 一緒に飼い初めているけど、大丈夫ですか?

園長:マツモムシは、自分の体よりはるかに大きなおたまじゃくしは襲わないと思います。(おたまじゃくしが弱っている場合は、取り付いて体液を吸うこともあるかもしれませんが‥)
 でも、おたまじゃくしが泳いだり暴れたりすると、マツモムシが落ち着かないので、できれば別々に飼った方がいいと思います。


3056. 6.13.2004 from にふ さん

 はじめまして

 最近部屋の掃除をしている時、見たこともない虫の卵を見つけました。
 場所は家の2階窓の外側です。大きさは約5cm、色は茶色、2mm程度の米粒のような光沢のある粒がドーム型に規則正しく積み重なっています。特徴としては、割り箸で触ってみると強力な粘着力があります。ベトベトしているというよりは乾燥しているようです。画像がなくて分かりにくいと思いますが何の卵か教えください。おねがいします。

園長:「ドーム型に規則正しく積み重なっている」というのが、どんな感じなのか、ちょっとイメージしにくかったのですが、おそらく、カメムシの仲間の卵塊ではないかと思います。詳しい種名まではよくわかりませんが‥。


3055. 6.12.2004 from mimozarin さん

 はじめまして。
 昆虫好きの娘をもつママです。
 教えていただきたいのですが、バッタの幼虫を育てるのに注意すべき点は、ありますか?
 今家にいるのは、マダラバッタか、ツマグロバッタか?
 種類は、よくわかりませんが…
 草は、スズメノカタビラ等イネ科と思われる物をいれてます。
 幼虫も、リンゴは必要ですか?
 どんな虫でも、飼うからには、大切に…が、モットーです。
 少し前に、ヤブキリの幼虫を育て、最後の脱皮直後の姿に感動を覚え、また脱皮するのをみてみたいのです。
 お忙しい中、恐縮ですが、宜しくお願い致します。

園長:飼っている昆虫がしっかり育ってくれて、変態のシーンなんかに出くわすと、ほんとうに嬉しいですよね。
 バッタの幼虫は、今、与えているイネ科植物を順調に食べているようなら、それで大丈夫だと思いますが、できるだけ常に新鮮な葉っぱを入れてあげることが大事です。
 リンゴなどもあげると、よりベターではあります。
 一日数時間は、日光にあててやるのがいいのですが、一方、ケースの中の温度があがりすぎるのが心配なので難しいところです。隠れられるように葉っぱを多めに入れて半日光のあたる窓辺などに置いてあげれればいいと思います。
 だんだん大きくなってくると、脱皮のときに、体や翅を伸ばしきれずに失敗してしまうことがありますので、できるだけ大きなケースで飼うことをおすすめします。同じ大きさのケースでも、普通の使い方ではなくて縦置きで使うと、空間が大きく確保できます。


3054. 6.12.2004 from とっちゃん さん

 こんばんは。お久しぶりです。

 青森も暖かくなってきました。
 すると,虫たちの動きが良くなって,なかなか写真に収められなくなってきました。
 それでも,今日はアブを撮影しました。



 このアブ,カンボクの葉の同じところに何回も来るのです。
 「やれ打つなハエが手を擦る足を擦る」ではないのですが,このアブも手を擦ります。
 手を擦るのは花粉を丸めるためだと聞いたことがあるような気がするのですが,このアブの手には花粉は付いていません。

 ハエやアブはどうして手を擦るのでしょうか。

園長:虫の動きが活発になってくると、撮影は難しくなるけど、面白い瞬間をモノに出来るチャンスも増えますのでぜひ頑張ってください。

 ハエやアブが、さかんに手(前脚)を擦るのは、脚の先端に味覚器官があって、そこが汚れて感度が鈍るのを防ぐためです。
 人間でいうと、眼鏡のおじさんが、しょっちゅうレンズの汚れを拭いているようなもんでしょうか。(ちょっと違うか‥)


3053. 6.12.2004 from ひで吉 さん

 園長さん、こんにちは。

 以前、羽ばたきながら花の蜜を吸っている写真をお送りしたのと同じ蝶、「オナシアゲハ」を見つけました。普段はとても忙しく飛び回っているこの蝶を、こんなに間近で見たのは初めてのことだったので、このときには年甲斐もなく興奮してしまいました。
 羽化したばかりのようにも見えたのですが、どうやら早朝で体が十分に暖まっていなかったせいで、ただ単にジッとしていただけだったようです。

 きぃさんの家のキンカンの木で蛹になったグルメのアゲハチョウ、無事に羽化できてよかったですね。

 

園長:美しい‥。 裏面の、ひかえめに入ったブルーもおしゃれですね。
 しかし、こんなに魅力的なチョウの名まえが「尾なし」というのも、どうかと思いますね。


3052. 6.12.2004 from イーパパ さん

 初めまして 子供がテントウムシを捕まえてきて飼いたいというのですが、人工飼育は可能でしょうか?えさな何を与えればいいかご指導頂ければ幸いです。また、てんとうむしの寿命はどのくらいでしょうか?できれば死ぬ前には解放してやりたいと思いまして・・・よろしくお願い致します。

園長:テントウムシは、種類がいろいろいて、餌や飼いやすさもいろいろです。
 一番よくいるナナホシテントウやナミテントウは、肉食で、植物に付くアブラムシを食べています。
 飼おうとすると、アブラムシを毎日たくさん(テントウムシ1匹当たり数十匹)あげなければいけないので、けっこう大変です。アブラムシがいつも簡単に手に入るのでない限りは、飼育はあきらめた方がいいかもしれません。
 一方、ニジュウヤホシテントウの場合は、草食で、ジャガイモやナス、トマトなどの葉を食べますので、肉食のものより飼うのはやさしいです。
 成虫の寿命は、たとえばナナホシテントウの場合、季節によっても違いますが、今頃の季節の場合は、2ヶ月程度だと思います。


3051. 6.12.2004 from わに さん

 こんにちは。
 外はしとしと雨が降っています。何だかじっとりした気分ですが、今日は、素晴らしい(?)お知らせです・・・。
 何と、あのバッ吉の卵たちが孵化しました\(^O^)/!!!!
 5ミリくらいのちっちゃなバッタたちが次々と土の中から這い出してきました!!
 しかし、ちょっと気になるのは、このチビバッタたち、色が茶色なのですよね・・・・。母は、少し緑だったような・・・・
 そして、訳あって、今、蛙と同居中なのです・・・。たまたまケースが他になかったので、卵のいるケースで蛙を飼っていました・・・。卵は多分ダメだろうと思っていたので・・・・
 (5月頃、餌のことで質問させていただいた蛙くんが、2cm弱程の大きさにまで成長しました。結局毎日、夜に窓ガラスに集まった小さな羽虫を、私が手づかみ(!)で生け捕りにし餌としています(^_^;))
 今のところ、蛙がバッタを食べるような様子はないですが・・・。
 雨が上がってくれたら、すぐに逃がしてやりに行きたいと思います・・・
 しかし、どこまでも、驚かせてくれる、バッ吉嬢でした・・・。

園長:えっ!生まれましたか!? なんとスバラシイ!!
 子バッタは、茶色くても不思議ではありませんので、間違いなく、あと継ぎですね。
 あんなに生命力の強かったお母さんの子供たちだから、きっと、たくさん生き残って、秋の原っぱで活躍することでしょう。
 (バッタの幼虫は、カエルのエサに十分なりえるので、逃がすのが遅れるとちょっと心配です)


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