むし探検広場
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2970. 5.30.2004 from 香代子 さん

 本日の収穫です シンジュサン見っけ ひさしぶり 
 先日、茜ママののかわいらしいお顔のキイロホソガガンボに感激したばかり、その香代子さんの目の前にも初登場ガガンボにひとめぼれです ようこそ我が家の庭にって感じ

 

園長:シンジュサン、優雅ですね。サツキツツジと引き立てあっていますね。
 近頃、ガガンボ派が増えつつあるようです。ゆかい、ユカイ。


2969. 5.29.2004 from けいたん さん

 流し台のゴミ受けに、蛆虫がわきます・・・
 ハエは卵を産む場所は、水気のある所なのですか?

 以前 室内で金魚を飼っていましたが、水槽の淵にも数匹歩いていて とてもビックリしました  
 すぐに水槽は取っ払いましたが・・・
 ここの家は わき易いのかな?  

 この季節になると、精神的に参ってしまいます
 良いアドバイスがあれば、よろしくお願いします

園長:ウジなんかが、たびたび出現すると滅入ってしまいますね。
 ハエが卵を産みつけるのは、水気があるところというよりは、生ゴミなど、ウジのエサとなる湿った有機物があるところです。
 ゴミ受けにウジがわくということは、野菜クズなどのゴミが残っているのではないでしょうか。
 水槽のウジも、水槽の中から湧いたわけではなくて、たまたま通りがかっただけかもしれません。
 やはり、この季節は、生ゴミをできるだけはやく処分することが一番だと思います。


2968. 5.29.2004 from とみー さん

 こんにちは。
 母とだんご虫について話していたときに、ひとつ気になることがあったので質問します。よくだんご虫に良く似た姿で、指でつついても丸まらない虫っていますよね。私の地域では「便所虫」と言っているのですが、この便所虫が蝿のさなぎだって母が言うんです!私は「動くさなぎなんていないよ!」と言ったのですが、蛆→便所虫→蝿と成長するのだと言って聞きません。実のところはどうなんでしょうか?先生教えてください!!よろしくお願いします。

園長:その便所虫というのは、「ワラジムシ」という生き物ではないかと思います。
 ダンゴムシと同じ、多足類の仲間で、何かの蛹などではなく、ちゃんとした独立(?)した生き物です。
 お母さんの考えは、きっぱりと改めてもらってください。


2967. 5.29.2004 from T.F さん

 質問です。
 カマキリをかっているのですが、カマキリに食べ物の好き、嫌い、少食、大食い はあるのでしょうか?(私的にはあまりないと思うのですが・・・)

園長:園長的には、多少あるように思います。たとえ同じ卵から同じように生まれた兄弟でも、生命力というか、食い意地というか、図太さというか、そういうものに けっこう差があって、積極的で柔軟性がある個体が生き残っていくような気がします。


2966. 5.29.2004 from 実は虫大キライ さん

 教員です。
 実は、本当に虫が嫌いなんです。だから虫のことを何も知りません。
 で、困っています。教えて下さい。
 モンシロチョウの幼虫の飼育を始めました。
 困っていること
 《その1》幼虫が薄い膜のようなものを張ってしまいました。生きているのか、死んでしまったのか、敵?にやられてしまったのか皆目見当がつきません。どうしたら、いいのでしょう。
 《その2》あおむしが寄生されないようにするには、どうしたらいいんですか?
 私の理想としては、子ども達ひとりひとりの卵が、5令幼虫までキャベツをむしゃむしゃ食べて無事に気持ちよく育って欲しいのです。そのためにはどうしたらいいのでしょう。
 よろしくお願いします。

園長:その1について:膜を張った幼虫は、たぶん、モンシロチョウではなくて、「タマナギンウワバ」というガの幼虫で、今頃、膜の中で蛹になっているはずです。モンシロチョウの幼虫と違って、シャクトリムシのような歩き方をするのが見分けるポイントです。
 その2について:寄生を避けるためには、「卵か、とても小さな幼虫の段階から育てる」こと、そして、「飼育ケースに寄生蜂が侵入しないよう、ガーゼや小さな空気穴をあけたビニールなどでフタをする」ことが有効です。
 しかし、子供たちにとっては、「寄生」という現実にも触れて、生き物のフシギさを体験することも大事なのではないかと思います。


2965. 5.29.2004 from ゴロニャンコ さん

 園長さん、はじめまして、こん○○は
 宜しく御願い致します。m(__)m

 先日、庭先のブロックの隙間に見慣れないクモが巣(不定形)を張っていましたので捕まえてビンの中で飼育しております。
 餌は、カやガガンボの成虫を与えております。

 ハンゲツオスナキグモの雌と思われますが当地(大阪堺)では、セアカゴケグモの例もありもしや?ブラウンハウススパイダー来襲・・・(~o~) とも思い、園長さんに確認して頂きたく投稿させて頂きました。
 お手数とは思いますが宜しく御願い致します。m(__)m

 

園長:おっしゃるように、ハンゲツオスナキグモ♀で間違いないです。
 漆黒のボディに、腹部の半月と、脚の朱色、 なかなかクールなファッションですね。


2964. 5.29.2004 from ジャム さん

 お久しぶりです、ジャムです。
 最近ふと疑問に思ったことがあります、なぜ最近のダンゴムシは丸くならないのでしょか?都会っ子のくせに小さいときから虫に接しまくってきた僕なので、ダンゴムシとワラジムシを間違えるわけはありません!昔のダンゴムシはちょっと突っつけば丸まったのに、今のダンゴムシはひっくり返しても丸くなりません、それどころか諦めてしまいます。特にひどいのは若いダンゴムシで、丸くなる努力すらしません、老齢のダンゴムシも中途半端にしか丸くなれず、無理に丸くすると戻らなくなってしまいます。何が原因なんでしょうか?日本の若者みたいになっちゃったとか?(笑)

園長:確かに、ダンゴムシが、あまり丸まらない、というケースは時々見かけるように思いますが、昔と比べて、最近のダンゴムシが特にそうなっているとは思えないのですが‥。

 もしかしたら、うまく丸まれないのは、寄生虫かなにかがくっついているせいで、その寄生虫が近年になって増えているので、丸くならないダンゴムシが増えている、というようなことがあるのでしょうか‥。

 まぁ、それなりに生き延びられるんなら、丸くならない代わりに別の特技があるのかもしれないし、さほど悪いことでもないのかもしれませんね。(日本の若者みたいに)


2963. 5.28.2004 from つんこ さん

 はじめまして。とても楽しくてよいホームページですね。
 早速質問させてください。
 子供がナナホシテントウを捕まえてきて、幸い鉢植えの植物(キク科の草花)にアブラムシがついていたので、毎日与えていました。
 ところがその植物が枯れてしまったため、別の植物(ワイヤープランツという草)についていたアブラムシに切り替えたところ、半日後に繭のような感じのオレンジ色のもの(一個)を抱えたまま、全く動かなくなってしまいました。
 最初は卵を産んだのかと思ったのですが、こちらのHPで卵の写真を見ると様子が違う。ちょうど卵にかびが生えたような感じです。
 テントウムシは新しいアブラムシが口に合わなかったのでしょうか?(そんなことあるのかいな)

園長:そのナナホシテントウは、どうやら、寄生蜂に寄生されていたようです。繭のようなものは「テントウハラボソコマユバチ」あたりの蛹の入った繭だと思います。
 なので、新しいアブラムシが口に合わなかったということではありません。


2962. 5.28.2004 from ひで吉 さん

 みんみんさん、驚かせてごめんなさい。
 前回の幼虫は、園長さんのお答えどおり、トリバネアゲハの幼虫です。

 ところでみんみんさん、園長さんも書いておられるように、シロアリは普段我々が口にしている肉よりも遙かに栄養価が高いそうで、21世紀の食材として注目されています。アフリカや南アメリカ等の一部の国ではず〜っと以前から食用とされていますし、たぶん東南アジアの国々でも同様でしょう。残念ながら、私はまだ食べる機会に恵まれておりませんが、折をみて挑戦したいと考えています。
 普通のアリの幼虫や蛹なら、タイやカンボジアで食べたことがあります。
 クリーミーで、コクがあって美味しいです。ただしアリの成虫は酸っぱすぎて、私の味覚には合いませんでした。
 おっと失礼しました、ここのHPで話題にする内容ではないですね。
 (園長さん、差し支えあれば削除してください)

 園長さん、この幼虫はタテハチョウ科の幼虫だと思うのですが、いかがなものでしょう? 頭部の「角」が気になります。

園長:うわっ、コレマタ、すごい幼虫ですね。
 確かに、頭の角とか、全身のトゲとか、タテハチョウ系の雰囲気がありますね。しかし、何の種類なのか、私には見当がつきません。
 それにしても、この明快な体色。毒でも持っているんでしょうか。

 昆虫食の話題についても全然歓迎ですよ。
 当サイトのテーマは、「昆虫愛護」ではなく、「昆虫をきっかけに自然環境と楽しく付き合っていこう」ですので。


2961. 5.28.2004 from 大前 風 さん

 最近、新聞で面白い議事を見ました。25日(火曜日)朝日新聞ですが、新潟の方が取った写真で、蛙様があゆ様を抱きしめているのです。写真を撮った方は先日に見て不思議と思ったですが、翌日の朝もそのままの状態だったので、写真におさめたそうです。不思議な現象ですね。あゆは水を離れると、死んでしまう、また蛙は肺で呼吸する動物なので、ずっと水の中だったら、死んでしまう、どういうふうにバランスを取っているかな????凄い愛の物語ですね。こんなことってあるのでしょうか。
 虫の話しではないのですがご意見いただけますか

園長:それは、たぶん、カエル(オス)の方があわてもので、結婚相手のメスと間違えて鮎にしがみついて、けっこう感触がよかったものだから、間違えたまま、ずっとしがみついているのではないかと思います。
 鮎はまったくの被害者で、呼吸については、カエルが時々無理やり水面に向かって蹴り足してるんではないでしょうか。
 あまりロマンのない意見でスミマセン。


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