むし探検広場
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2840. 5. 4.2004 from かいせいのパパ さん

 写真の幼虫は何の幼虫でしょうか?
 体の丸め具合はアケビコノハの幼虫そっくりなのですが、目玉模様もないし、食草はヒイラギの葉です。
 写りがよくないですが、よろしくお願いします。

 PS:2837のスギドクガの幼虫、うちの近所(愛媛県松山市)にも大発生しています。
 私も子供たちも試しに触ってみました、なんともなかったので毒はないようです。

園長:この幼虫は、アケビコノハではなくて、「オカモトトゲエダシャク」の幼虫ではないかと思います。成虫は、かなりへんてこなガです。 → オカモトトゲエダシャク成虫

 アケビコノハの場合は、目玉模様で敵を驚かせますが、この幼虫の場合は、このポーズで鳥の糞に化けて、敵をあざむいているようです。


2839. 5. 3.2004 from ぶーこ さん

 こんばんは、昨日(2日)に、大阪府貝塚市の奥水間と言う所へバーベキューをやりに行ったのですが、川で釣りをする為、岩をよじ登って移動している途中に膝の後ろがチクッ!と急に痛くなり私の足下を見ると蜂みたいで背中に赤い横線が3、4本模様がある虫がいました。おそらくこの虫だろうと思ったのですが、また刺されると嫌なのでその場をすぐに去りました。今は痛みはあまりないのですが、刺された部分が分かるくらいに穴みたいになって、少し腫れています。自分でもいろいろ探したのですが分かりません。もし分かりましたら教えて下さい。写真もあればありがたいです。よろしくお願い致します。

園長:その虫は、ハエを大きくしたような感じでしたでしょうか?それから、赤い横線というのは、頭からお尻の方向に走っていたでしょうか?(その方向なら、縦線になります)
 もしそうなら、「アカウシアブ」かもしれません。
 しかし、時期がちょっと早いし、アカウシアブは上半身を狙うことが多いし、第一、線の方向も違っているかもしれないので、あまり自信ありません。


2838. 5. 3.2004 from ちこ さん

 初めまして。
 家のツツジにブイブイが3,40匹いた(気持ち悪い!!)ので、ここで調べさせていただきました。
 コアオハナムグリみたいな気がします。
 緑色で白い模様で毛が生えてたからそうですよね?
 ガスガスした虫は嫌いなので、自分にとまったりせんように、必死で飛んでくるブイブイから逃げながら2時間くらい観察しました。
 あぁ、こわかったー。
 で、ほとんどのブイブイが2匹でおんぶをしてたんですけど、やっぱり交尾ですか?
 お尻から何か出とったし、そうかなーと思います。そうやったらなんか嬉しいな。

 それとその時、ハチみたいのがぶ〜んって飛んできて,ツツジの花びらをきれいにまーるく切り取っていったんですけど、彼はそれをどうするつもりなんでしょうか?
 それと彼の名前は何というのですか?教えてください。
 すごく器用で素早い動きと切り取り方の美しさにとても感動しました。

 もう一つだけ質問させてください。
 小さい頃、てんとう虫が好きでめちゃくちゃいっぱい飼っていました。
 その中に3匹ほどお腹のところにマユみたいなんを持ったんがいたんですよ。
 母に聞いたら「これはテントウムシコマユバチよー。幼虫のときに卵をお腹に産み付けられて、
 今からこのてんとう虫を食べて大きくなるんよー。」って言われました。
 本当ですか?そんなもんいるんですか?
 生物の先生もてんとう虫のコマユバチは知らんって言うので…。
 当時の私は無邪気に動き回るてんとう虫の姿を見て、大事なてんとう虫を食べられたらいかん!!と思って、プラスティックのフォークでてんとう虫とマユを分離させました。
 その後どうなったのかは記憶にないんですけど…。生き続けたような気がします。
 12年越しの疑問です。何か情報をいただけると嬉しいです。

園長:ブイブイの集団は、たぶんコアオハナムグリですね。「ガスガスした虫」呼ばわりされてちょっとかわいそうですけど、2時間も観察してたということは、なんだかんだいいながら、ちこさんもけっこう気に入ってたんでしょ。(おんぶは、交尾です)

 ハチみたいなのは、葉っぱではなくて、花を切り取っていったんですか!?
 「ハキリバチ」というハチの仲間は、そんな感じで葉っぱをきれいに切り取って持っていき、巣を作る材料にするのですが、花まで切り取るのかどうかはよく知りません。

 テントウムシのコマユバチの件は、お母さん、正解です。
 コマユバチの仲間は、アオムシのほかにもいろいろな昆虫に寄生し、「テントウハラボソコマユバチ」など、テントウムシに寄生するコマユバチもいます。
 ただ、マユができていたということは、マユの中でもう蛹になっているので、(これからテントウムシを食べて大きくなるのではなく)あとは羽化するだけです。


2837. 5. 3.2004 from 香代子 さん

 初めて出会った毛虫です
 新緑を運んできた見事な緑です
 香代子さんよりお届けいたします

園長:すばらしい! 美しい! 背中の毛束もカッコイイ!
 これはドクガの仲間で「スギドクガ」といいますけど、毒は持っていないらしいです。 


2836. 5. 3.2004 from あかみね さん

 大型連休

 こんにちわ、沖縄のあかみねです。
 休日に公園にいったら、そこの小川に3〜4種類のトンボ・糸トンボがいました。その小川は人工的に作ったものですが、土がたまったり草が生えたりしている部分では水辺の生き物が住み着いているようです。

 それから、また我が家はありのテロとの戦いにあけくれています。
 前のとは違う種類のありで、彼らがいなくなったから入ってきたのかもしれません。
 あめの袋を食い破ったところの写真です。20分ぐらいで穴をあけ、たくさん集まり始めたのであめは処分しました。曲がりめの弱くなった部分とはいえ、3匹ぐらいでいとも簡単に丸い穴をあけてしまいました。独身のころひどいめにあったありはこのありだった気がします。



園長:トンボ、ちょっと遠すぎますね‥。ふつうのトンボもイトトンボも、南方限定種(いわゆるアタリ)のような感じがして、ウズウズするんですけど‥。今度また、もうちょっと接写できるように頑張ってください。

 世間は大型連休で、くやしいので、休める保障もないのに、夏の奄美大島行きの飛行機を予約してしまいました。うまくいったら、1週間ぐらい奄美に滞在するつもりなので、私もアリの洗礼を受けるかも。 ‥そうなりたい。


2835. 5. 2.2004 from のりちゃん さん

 4月30日(土)、自宅のマンション(5F)にて今まで見た事の無いなぞの虫(?)を発見しました。1センチ弱の大きさで、体の回りをプラスチックのラッピングですっぽり包まれて羽根らしき物も見当たりません。
 カメムシのような匂いはなく、てんとう虫とも違うようです。(本当に不思議な虫(?)です。)
 いままで40年近く生きてきましたが、こんな虫は初めてみたので、この虫が何科の何という虫なのか教えていただきたく、宜しくお願い致します。



園長:この半透明のフシギな虫は、甲虫目ハムシ科に属する、カメノコハムシ&ジンガサハムシ系の仲間で、たぶん、「イチモンジカメノコハムシ」ではないかと思います。
 甲虫なので、体の大部分を覆っているのが前翅です。その下に、後翅が折りたたまれているはずだと思うのですが、そういえば、飛んでいるところを見たことがないので、後翅があるのかどうか、自信がなくなってきました。


2834. 5. 2.2004 from 原始人!! さん

 カエルを、飼うことになったんですけど、カエルは何をたべるんですかぁ??&ぜったいに与えてはいけない物とか、ありますかぁ?!

園長:カエルの主食は、生きている小さな生き物です。ハエ、バッタ、コオロギ、ミミズなどなど、そのカエルの大きさに合わせて、食べやすそうなサイズのエサを生け捕りにしなければいけないので、けっこう大変です。
 テントウムシ(体液に毒がある)やアリ(酸がある)は、あげてはいけません。(あげても食べないと思うけど)


2833. 5. 2.2004 from ひで吉 さん

 園長さん

 ゴールデンウィーク中でもお休みがなく、お仕事をされているとのこと、本当にご苦労様です。その上、お忙しいにもかかわらず、頻繁にHPを更新して私たちを楽しませていただき、心から感謝しております。

 さて、「チョウの仲間」第4弾はマダラチョウです。
 どちらのチョウも、マレーシアのバタフライ・ファームで撮影しました。
 白黒のチョウは言わずと知れたオオゴマダラ。
 私が生まれて初めてオオゴマダラに出会ったのは沖縄の西表島でした。
 大空を雄大に乱舞する姿がいまでも目にしっかりと焼き付いています。

 もうひとつのチョウ、最初リュウキュウアサギマダラかと思いましたが、いま見ると後翅の黄色がとても鮮やかで、どうやらキシタマダラというチョウのようですね。


園長:エキゾチックですねぇ‥。
 オオゴマダラは、日本国内の昆虫館でも飛んでいますけど、やっぱり、本場で見たいものです。


2832. 5. 2.2004 from おだまき さん

 昨夜、自宅の玄関ポーチの壁に、2つもまゆ≠ェくっついているのを発見、驚愕いたしました。うち一つは、息子がちょうど帰宅したとき、糸を吐いて作っているところを見た由。昨夜は真っ白でしたが、今見ますと、少し黄色くなっています。2.5cm長ぐらいでしょうか。何と言う蛾か、わかりましたら教えていただきたく、よろしくお願いいたします。

 息子達が小さい時には、蝶や蛾を羽化させたことも度々でしたが、このような繭を見たのは初めてです。

園長:はっきりとはわかりませんが、今の季節に、そんな場所に、そんな繭、ということは、「オビカレハ」というガではないかと思います。
 繭を見つける少し前に、こんな幼虫がウロウロしていませんでしたでしょうか?


 オビカレハの幼虫


2831. 5. 2.2004 from 茜まま さん

 茜ままです。
 今日はたくさんの昆虫に会うことが出来ました。初めて見る昆虫も多く、娘と小躍りしてしまいました。
 第一弾を送らせていただきます。
 アカスジキンカメムシの幼虫とヒゲナガカメムシ(多分...)です。同じカメムシの仲間なのに色も大きさもすごく違いますよね。大きくて見易いので、幼虫はひっくり返してみたりしてしまいました。次は、アカスジキンカメムシの成虫に会えることを期待し、ごめんね...と元の葉に戻ってもらいました。




園長:アカスジキンカメムシの幼虫は、おなかのデザインもなかなかナイスですね。

 これからの数ヶ月は、一年の中で昆虫の種類がもっとも多くなりますね。
 めぐってくる季節は去年と同じですが、ウォッチャーの茜ままさんや娘さんの観察眼が鋭くなっている分、去年は気づかなかった昆虫たちにいっぱい出会えることでしょう。


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