むし探検広場
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3450. 9.29.2004 from ミドリカナブン さん

はじめまして、ミドリカナブンと申します。
先日、薄日のさす日、コスモスの葉についていました。多分ガの幼虫かと思いますが、なんでしょうか、お教えください。一生懸命葉を食べていました。

園長:この白い毛束が勇ましいケムシは、ヤガの仲間、「ナシケンモン」の幼虫だと思います。
いろいろな植物の葉を食べますが、コスモスまで食べるとは知りませんでした。

※この投稿は部分的に「むし探検広場 ブログ版」にも掲載しました。


3449. 9.29.2004 from 謎の山ナメクジ さん

園長さん、こんにちわ。質問ですが、うちの植物に、黄色いアブラムシがいます。それがある日見てみると、黒ずんで、死んでるものがありました。これは、クサカゲロウが、食べたあとなんですか?どうか教えてください。

園長:よくわからないのですが、クサカゲロウが食べたあとではないと思います。
クサカゲロウの幼虫は、アブラムシの体液を吸い取ってしまうので、食べあとは白っぽい殻だけになってしまうはずです。成虫の場合は、バリバリと全部食べてしまうので、食べあとはあまり残らないと思います。


3448. 9.28.2004 from 砦の主 さん

園長先生、ひできちさん、皆さんこんばんわ。砦の主です。

ひで吉さんから、2回も呼び出していただきながら、お返事が遅れて申し訳ありません。
カンボジアですか、う〜ん、おそらく、とてつもないワンダーランドなんでしょうね。
凡人には想像が出来ませんが、一度は行ってみたいですね。
ところで、赤とんぼの羽を取ったら・・・。私の世代では、「柿の種」だったのですが・・・。
はっはっは、歳がばれてしまいそうですね。

園長先生のノコギリクワガタ、子孫というか自らのDNAを残すべく、自然界のドラマチックな営みを写しだしていましたね。今年、ミヤマクワガタの写真を撮ることは出来ませんでした。
とりあえず、今年のノコギリクワガタのベストショットを貼り付けてみます。
ひで吉さんの、東南アジアのクワガタの写真、アップされるのを楽しみにしています。

園長:りっぱなオスですね。うちの近所の山では、小型のものが多く、こんなに見事な大アゴを持った個体はあまり見られなくなってしまいました。

‥で、この写真をよく見ていて気づいたのですが、下になっている方(こっちもオスっぽく見えますが‥)の、頭部が写っていないんでは!?脚も変なぐあいに曲がってるし‥
これって、もしかして、クワガタの亡霊‥?? ( ̄□ ̄;)

※この投稿は部分的に「むし探検広場 ブログ版」にも掲載しました。


3447. 9.28.2004 from しろぴょん さん

いつもお世話になってますしろぴょんです。 
天気のいい日に一生懸命蜘蛛を運ぶ蜂がいたのであわてて撮りました。いつも見かけるので、たぶん家の庭は幼虫が沢山いるんだろうと思います。
それと、松の木にもなにやら気持ち悪い長いのがいたので、撮ったのですがこれも蛾になるんでしょうか?。

 

園長:ハチは、ベッコウバチの仲間の「オオモンクロベッコウ」ですね。このような狩り蜂がたくさん見られるということは、クモもたくさんいるということで、しろぴょんさん宅の庭の自然度がかなり高い証拠ですね。

松の木の長いのは、スズメガの仲間、「クロスズメ」の幼虫のようです。
松の中に紛れるのにうってつけのデザインで、感心してしまいます。

※この投稿は部分的に「むし探検広場 ブログ版」にも掲載しました。


3446. 9.28.2004 from るびるび さん

アゲハの事で質問したいのですが・・・
毎年アゲハを飼育していますが、窓から逃がす際に羽を折ってしまったクロアゲハを砂糖水で飼育しています。 飼育を始めてもう1ヶ月は経つでしょうか? 元気なのですが、胴体(腹部)がパンパンです。 たんに食事の採りすぎで太っているだけでしょうか? それと蝶の寿命はどれくらいなんでしょうか?

園長:どの程度にパンパンなのかわかりませんが、かなり太っているのなら病気など何か異常かもしれません。エサが豊富にあるからといって、チョウがブクブク太ってしまうことはありませんので‥。
それとも、その個体はメスで、お腹の中に卵がいっぱい出来ている、という可能性もあるかも。
アゲハの成虫の寿命は、ふつうは2〜3週間程度です。


3445. 9.28.2004 from えつろう さん

いつも楽しく拝見させていただいてます.えつろうです.
いつぞやは(だいぶ前ですが)アワダチソウグンバイの名前の件でお世話になりました.

あれからも庭に来る虫や,近所の虫をちょこちょこ観察してますが,先日,庭側に置いてあったサンダルに見慣れない芋虫が乗っていて,何の芋虫か調べたら,シンジュサンの幼虫でした.
別にシンジュサンが食べるような木など生えていないので,どっから来たんだろう,と思ってましたが,その翌日,庭から玄関に通じる通路に放置してあったワイルドストロベリーの茎に,2〜3匹,シンジュサンの幼虫を見つけました.
こんな野草の葉も食べるのかなー,と思いながら,シンジュサンの成虫を見てみたくて,奥さんにいやがられながらもそのままにしていたのですが,残念ながら次の日には一匹もいなくなってました.
ムクドリとかに食べられてしまったのかな・・・それとも別の木を求めて旅立ったのか・・・(サンダルの幼虫も旅立つ途中だったのかも)

その日から,なんだか野蚕に心奪われてしまって,オオミズアオやヨナクニサンの姿を一目見たいものだと思いながら出勤したら,職場の駐車場の壁になにやら大きな黄色い葉っぱがくっついているのを発見.近寄ってみるとヤママユガでした.開長はぱっと見12〜3cmくらいあったかな.その日は雨だったので雨宿りしてたんですね.いやー,ペルシャじゅうたんのように美かった.場所や時期によっては大量発生するらしいですが,奈良に引っ越して1年半,野蚕の仲間ははじめてみました.

写真は携帯で撮ったので画像が小さくてすみません.
(こんなときに常にデジカメを持ち歩くべきだなあと思います)

園長:携帯の画像とはいえ、なかなかリッパに写ってますね。
「見たい」という思いを強く持っていると、フシギとこんないい場面に出会ったりするんですよね。

私も奈良なのですが、1ヶ月ほど前、会社帰りに東生駒駅の駅舎の電灯に飛来しているシンジュサンを見つけました。
デジカメは持っていたのですが、暗くて撮影が難しかったので、たまたま低い場所にとまったときに手づかみし、そのまま家に連れ帰って撮影しました。
(‥これって、まわりにいた人たちから見るとかなりアブナイ行動かな)


3444. 9.27.2004 from れいちゃんみさちゃんパパ さん

れいちゃんみさちゃんパパです。

いつも参考にさせてもらってます。

今年の成果です。
子供の夏休みの宿題(昆虫採集)になりました。

今年は異常に暑く、蝶の時期が去年と比べ違ったように感じます。
添付は蝶の標本ですが、
アゲハ、キアゲハ、アオスジアゲハ、ジャコウアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、キチョウ、ナガサキアゲハ、ヒメウラナミジャノメ、モンキチョウ、ヒメアカタテハ、ゴマダラチョウ、イチモンジチョウ、ツマグロヒョウモン、ジャノメチョウ、サトヒマダラヒカゲ を採集できました。
他にも、ベニシジミとスジグロシロチョウ、モンシロチョウなんかを採取しましたが、標本つくりに失敗しました。
蝶の標本は、とても難しいですね。

このほかにも、
カブトムシ、コクワガタ、ヒラタクワガタ、ヤマトアオドウコガネ、ナナフシ、ハグロトンボ、オニヤンマ、オオルリボシヤンマ、シオカラトンボ、アキアカネ、マユタテアカネ、コシアキトンボ、ウスバキトンボ、クマゼミ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、ヘビトンボ を別箱で標本にしました。

殆どの虫は、京都市・滋賀県の山中でとりました。
町の近くでもまだまだ自然が残っていることを実感しました。

ところで、写真のクロアゲハですが、オナガアゲハではなかったかと。
クロアゲハ、オナガアゲハ、カラスアゲハの簡単な見分け方があれば教えてください。

とりあえず、ご報告まで。

園長:いろいろと採集できましたね。特に、アゲハ系が充実していますね。
クロアゲハとされているのは、おっしゃるようにオナガアゲハが正解です。
クロアゲハとオナガアゲハは、オナガアゲハの方が後翅が細長く、尾状突起がやや内側に湾曲していることで見分けられます。
カラスアゲハには、翅の全体に緑色の輝きがあります。

子どもさんの宿題といいつつパパのほうが楽しんでられるみたいですね (^-^)

※この投稿は「むし探検広場 ブログ版」にも掲載しました。


3443. 9.27.2004 from hana さん

初めてメールします。hanaといいます。トンボの名前がわかりません。7月6日、広島県の黒瀬川支流付近で見つけました。腹長40ミリくらいの小さなトンボです。サナエトンボの仲間をいろいろ探しましたが、よくわかりません。よろしくお願いします。

園長:サナエトンボの仲間は、よく似た種類がたくさんいて、見分けるのが難しいですね。
これは、「オジロサナエ」ではないかと思います。この写真では、翅にさえぎられてはっきりとはわかりませんが、胸部側面に「Y」字型の黒条があったはずです。


3442. 9.27.2004 from きつねっち さん

いつも親子楽しく読ませて頂いてます。
さて先日、近所の店先のガラス戸に見事な木の葉の形をしたチョウ(蛾?)がとまっていました。残念ながらデジカメを持っていなかったので、家に帰って早速手持ちの図鑑で調べたところ、形は「コノハチョウ」そっくりでした。
しかし蝶特有の長い触覚がなく、カブトムシみたいなツノのようなものがちょこんとついてありました。これは一体なんなんでしょう?
よしんばコノハチョウにしてもここは関西、ありえますか?!

園長:コノハチョウそっくりで、カブトムシみたいな突起‥ ということは、それは、たぶん「アケビコノハ」というガの仲間だと思います。

過去ログに、画像がありますのでご確認ください。 → No.2548


3441. 9.27.2004 from 髭白 智子♪ さん

こんばんは!
やっとさわやかな秋風が吹きだしました〜♪

今日は近くの山へ1時間ほど川遊びに行ってきました♪
(年甲斐もなく(* ̄m ̄*) )

ハゼのような形で川底や石にへばりついていました。
色が赤っぽいものとそうでないものがいましたが、雌雄の違いでしょうか?
木の枝で川底をなぞると、何匹かが付いて来ておもしろかったです。雌だと思っているのでしょうか?
それともエサだと思ってるのかな?
バケツの真ん中あたりにかたまっている小さい魚(7_〜10_)の名前もわかれば教えてください。

よろしくお願いしますペコリ(o_ _)o))

  

園長:いいですねぇ〜、川遊び。

底にへばりついている魚は、ハゼ科の「ヨシノボリ」の仲間ですね。
鰭が赤いのはオスで、そうでないのはメスか幼魚だと思います。

小さい魚は、稚魚なので種類はよくわからないのですが、オイカワとか、カワムツあたりかな‥。


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